アパートの部屋に、乾燥大麻を隠し持っていたとして、津山市の会社員など２人が逮捕されました。部屋からは、栽培された大麻草とみられる鉢が１００鉢以上見つかり、警察は、２人が大麻を販売する目的で栽培していたとみています。
逮捕されたのは、津山市福田の会社員・政本豊容疑者（３９）と、津山市院庄の無職・福田和人容疑者（３９）です。
警察と中国四国厚生局麻薬取締部は「２人が大麻を栽培している」という情報をもとに１日、岡山市北区御津宇垣にあるアパートを捜索したところ、２人がガラス瓶に入った乾燥大麻を所持していたことから、大麻取締法違反の疑いでその場で逮捕しました。
部屋には、栽培された大麻草とみられる鉢が１０５鉢あったほか、乾燥大麻とみられるものも相当量見つかり、警察は、２人が大麻を販売する目的で栽培していたとみています。
警察の調べに対し２人は「大麻を所持していたことは間違いないが、営利目的ではない」などと容疑の一部を否認しているということです。
警察はほかにも共犯者がいないかなど、詳しく調べることにしています。
２人が大麻を栽培していたと見られる、岡山市北区御津宇垣のアパートには、２日午後１時すぎから１１人の捜査員が捜索に入りました。
そして２人が借りていた２階の部屋から、栽培されていた大麻草と見られる鉢を次々に運び出し、トラックに積み込んでいました。
また、乾燥大麻を生産するのに使ったとみられる扇風機なども押収していました。
NHK
