爆サイ.com 山陽版

💬 雑談全国


No.10773101
合計:
#373
>>372からの続き
■ガスライティングに関する法律

ガスライティングが社会に広く知られるようになったことで、これに対する法律も整えられてきている。たとえば、イングランドおよびウェールズの「重大な犯罪法(Serious Crime Act)」は2015年に改訂され、ガスライティング行為は罰金刑、または最高5年まで懲役刑に科せられる。

しかし、ガスライティングは、相手が行ったことや、こうした行為を受けたことを証明するのが非常に難しい嫌がらせであることが問題となっている。

上記の法律では、被害者が少なくとも2回は「身体的暴力によって脅されている」と感じていること、または「加害者の行動が日常生活に深刻な影響を与えている」ことを立証する必要がある。ガスライティングは、明らかな窃盗や暴力行為は行わず、被害者にしか分からないような嫌がらせである。そのため、被害として非常に証明しにくい。その証拠に、2017年にイングランドおよびウェールズでガスライティング行為により起訴された被告の半分以上に無罪の判決が下っている。

ロンドンを拠点とするチャリティ団体「Solace Women’s Aid」で「女性の回復啓発プロジェクト」を担当するアネット・トフェル氏は、「ガスライティングは、加害者が長い時間をかけて少しずつ導入していく傾向があるため、特定するのが非常に難しいのです」と解説している。

上記に加え、ガスライティングの有無を特定することはその被害者ですら難しく、被害を受けている人は自分の感覚を疑い、疑心暗鬼の状態のまま誰にも相談できずに我慢し続けてしまうケースも多い。


[ 匿名さん ]
TOP