マイケル・ジャクソン「アニメ化」で詐欺容疑 会社役員の親子逮捕
8年前に亡くなったアメリカの人気歌手、マイケル・ジャクソンさんについて、うそのアニメ化を持ちかけ、現金1100万円をだまし取っていたとして、会社役員の親子が警視庁に逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・江東区の原定雄容疑者(66)と、息子の原達也容疑者(40)です。
原容疑者らはマイケル・ジャクソンさんについて、うそのアニメーションのライセンス契約を持ちかけ、都内に住む男性から1100万円をだまし取った疑いがもたれています。
「被害総額は2億6000万円ほど。正式なライセンスであると信じきっていた。私は非常に裏切られた気持ちでいっぱい。何とかこの怒りをぶつけたい」(被害に遭った男性)
警視庁によりますと、2人は「マイケル・ジャクソン・ジャパン」という会社を設立し、うその覚書を示してだましていたということです。
調べに対し、2人とも容疑を否認しているということで、警視庁は余罪についても調べを進めています。