被告盈進学園 準備書面(4) 平成25年５月31日
原告の平成25年3月22日付け準備書面に対する反論は，以下の通りである。
３ 「第３ 授業評価アンケートの結果が低いことについて(補充)」について (注)
原告の授業評価アンケートの結果が低いことについては，再三にわたり指摘し，指導も行い，原告も一応改善する旨を約していた(乙10，16〜18)。原告が担当しているクラスが学年中で最も荒れたクラスであると主張しているが，そのような事実は存しない。原告は，担当した全てのクラスの生徒から低い評価を受けているのである。平成20年度以降授業評価アンケートがあがったとの事実も存しない。平成20年度の評価も低いままであるし(乙26)，原告は平成21年度以降授業を行っていない。
(注)被告が原告のものと主張する、乙26号証№42の教員の評価データは、2004年度から年2回分計10回あり、順に、次のとおりである。
-4.5/-4.8/-7.3/-4.3/-1.9/-2.6/-4.8/-4.4/-3.3/-3.1
これを偏差値で表すと、-10.1〜6.2となる。偏差値は，通常25〜75の範囲の数値に収まる。
評価は、-10〜+10の範囲の数値で示され、教員全員の評価データ平均は、概ね+6〜7である。
