指定暴力団・池田組のビルに車で突っ込む「破壊力を増すため、車にブロックを積み込んでいた」組員の男(52)に懲役3年の判決【岡山】
2023年1月30日(月) 17:44 RSK
去年5月、岡山市北区にある指定暴力団・池田組の関連施設に車で突っ込むなどし、
建造物損壊などの罪に問われている別の組の組員の男の裁判で、岡山地裁は懲役3年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、指定暴力団・六代目山口組系組員の宮尾理之被告(52)です。
起訴状などによりますと宮尾被告は去年5月、岡山市北区中央町の指定暴力団・池田組の関連施設に車で後ろ向きに突っ込み、
さらに持っていた金属バッドで建物の窓ガラスを叩き割る、建造物損壊罪などに問われていました。
きょう（30日）の判決公判で、岡山地裁の吉田真紀裁判官は、
「あらかじめ下見をし、破壊力を増すため車にブロックを積み込んでいたことなどから、計画性が認められる」などとした一方で、
「建造物損壊について自首し、被告人なりに反省の態度を示している」などとして、
懲役3年6か月の求刑に対し、懲役3年の判決を言い渡しました。
