発達障害(アスペルガー)と診断されてもう15年経つのですが…
あの頃(診断前)は本当につらかった。自分は他の大勢の人と同じ言語を使っているにも関わらず、全く気持ちが通じ合えなかった。
あと、みんなに言われていたのが、そんな昔のことを思い出してネチネチ蒸し返すなよと。
いまさらだがハッキリとわかることは、自分は記憶力が異常にあるくせに、コミュニケーションを含め、いろんなことを想像することが全般的にワンパターンで苦手だったんだなと。
ほんと大勢の方に不快な思いをさせて申し訳ないと思っている。
いまはみなさんの気持ちを想像しながら話すことに慣れてきたので、いろいろな配慮ができるようになった。
すごく感謝しています。
ただ、これはどうしようもないことだが、どうにかならないかと思うことに、やはりいまも障害者差別が根強くあるという現実や、たとえ健常者同士であっても、陰で相手のメンタルを傷つける行為が目に余ることである。
我々発達障害者は、「コミュニケーション能力」において「生まれつきのハンディキャップがある」ことなので、どうかご容赦願いたい。
それを理由に幼少期からひどいイジメに会い続けると、二次的な障害を招き、悲惨な人生を経験しなければならなくなるので、幼少期の発達障害は「キャラが濃い」わけであって「困らせてやろうという確固たる悪意があるわけではない」。ただお調子者で「おふざけが過ぎる面もある」かもしれない。
彼らには、どうか丁寧に納得がいくように説得してあげてもらえたらと思います。
