爆サイ.com 山陽版

🚓 警察


No.4442149
合計:
#249
>>234
>過度な官僚主義による圧政による反省から「国民国家」の道を歩んだのではないのか?

官僚制度に過度も軽度もない。官僚主義なる概念自体が間違っており、存在しえない。官僚制度への理解が不足していると思われる。存在しない概念による圧制もまた存在しえない。存在しえないことから反省されることもない。マックスウェーバーを読まれたし。

日本に限らず官僚制的行政における人材確保には須らく試験が課せられてきたが、日本のそれは、中国の科挙をそのまま踏襲したものではなく、科挙の影響はすこぶる小さいと言える。詳しくは中公新書、宮崎市定氏の『科挙』等を読まれたし。日本が決して中国の科挙をパクッてなどいないことが明確に理解できると思われる。

>行政国家となれば国民は活力を失い、公務員だけが得をすることになるのは当たり前であり、それがもたらす帰結は「腐敗」だけである。

近代国家はもれなく行政国家である。行政国家の国民が活力を失うとは限らない。官僚的行政と国民が活力を失うことに因果律は成立しない。公務員が得をするように官僚的行政が働くことは当然の理であり、官僚的行政の本質である。そこを踏まえた上での議論は大前提であり、今更指摘するべくもない。また、行政国家の帰結が汚職や癒着にまみれた腐敗だけであるという論にも因果律は成立しない。国民は行政による社会保障を享受もするからである。


[ 匿名さん ]
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