格別のお粗末会見 何やってんだか自民党は
自民党は年の瀬になってもお粗末だ。竹本前IT・科学技術相が新型コロナウイルスに感染したことが24日、事務所関係者への取材で判明した。
竹本といえば18日夜、大阪市内のホテルで後援会約80人が参加した政治資金パーティーを開催。
批判を浴びたばかりだ。竹本は24日に感染が判明し入院したが、竹本の東京事務所の秘書は22日から25日にかけて3人が陽性となっている。
25日には宮腰元沖縄北方相が富山市で開かれた33人が参加した県内漁業関係者懇親会で酒を飲んで倒れ、救急搬送された。
地方議会でも、コンパニオンを呼んで議会の打ち上げを開いたことをとがめられた市議が
「どこがいけないのか」とテレビカメラにかみついていたが、
来年は衆院選がある年でもあり、今も全国でこんな会合が繰り広げられているのだろうか。
すると、それを注意するはずの党幹事長・二階俊博が27日放送のテレビ番組で、
自身を含む菅首相らとの大人数会食に批判があることについて
「それはある意味で誤解だ。別に8人で会っただけで、会食ということを特にやったわけではない。
飯を食うために集まったんじゃない。意見交換を考えてやっている。
全く無駄なことをしているわけではない」と反論した。
「誤解」と説明した首相をかばったものとみられるが、全国の自民党議員にも勇気を与えたのだろう。
飲食店で飯を食わず、意見交換をやっていると言えばいいということなのか。
自分を守るために妙な理屈を展開して国民を愚弄するのはやめるべきだ。
ほかにも茂木外相の資金管理団体から寄付を受ける政治団体で使途金が全体の約97％、
1億2000万円以上になることが27日に判明した。
この1週間での出来事ばかりだが、前首相や現職首相の会見のお粗末さも格別だ。
何やってんだか、自民党
