本山町社会福祉協議会の職員が運営費約41万円を着服【高知】
高知県本山町社会福祉協議会の40代の男性職員が、町の老人クラブ連合会などから運営費約41万円を着服したことが分かりました。
本山町社会福祉協議会によりますと、40代の男性職員はおととし採用され、町の老人クラブ連合会と身体障害者連盟の事務・会計を担当。去年8月から今年3月にかけて決裁印を無断で持ち出すなどして、2つの団体の口座から現金の引き出しや補填を行い、約41万円を着服したということです。
4月中旬、本人から事務局長に団体の会計に手を付けたとの連絡があり、「ギャンブルでつくった借金の返済などに使った」と着服を認めたということです。職員は4月26日までに全額を弁済しています。
社協は4月末付けで職員を懲戒免職にしましたが、職員の将来を考えて被害届は出さないとしています。
社協は監督責任があったとして、会長と事務局長を減給10パーセント1か月の処分にしました。
社協の山北修司会長は「町民の信頼を裏切り申し訳ない。チェック体制を厳重にし再発防止と信頼回復に努めたい」としています。
5/10(金) 11:56配信
RKC高知放送
