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No.2547298
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#29
福知山線脱線事故 JR西の元社長ら2審も無罪
3月27日 18時19分

10年前、兵庫県尼崎市のJR福知山線で快速電車が脱線して107人が死亡した事故で、安全対策を怠ったとして、検察審査会の議決によって強制的に起訴されたJR西日本の歴代の社長3人に対し、2審の大阪高等裁判所は、1審に続いて、いずれも無罪を言い渡しました。
10年前の平成17年4月、兵庫県尼崎市のJR福知山線で快速電車が脱線してマンションに激突し、乗客など107人が死亡し、562人がけがをしました。
この事故では、JR西日本の歴代の社長の井手正敬元相談役(79)と南谷昌二郎元会長(73)、垣内剛元社長(70)の3人が検察の捜査で不起訴になったあと、検察審査会の議決によって業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴されました。
1審の神戸地方裁判所は、「脱線事故が起きることを具体的に予測できた可能性は認められず、ATS=自動列車停止装置の整備を指示する義務があったとは言えない」として、3人にいずれも無罪を言い渡し、検察官役の指定弁護士が控訴していました。
27日の2審の判決で、大阪高等裁判所の横田信之裁判長は「事故の原因は、運転士が制限速度を大幅に上回る時速115キロでカーブに進入したことにあり、異常な運転の危険性を予測することは相当困難だった」と指摘しました。
そのうえで、「事故を防ぐ対策の不備などを指摘する指定弁護士の主張は、JR西日本の法人としての責任を問題にする場合には妥当なものがあるが、個人の刑事責任が認められるには、脱線事故が起きることを具体的に予測できたと立証されなければならない」として、1審に続いて3人に無罪を言い渡しました。


[ 匿名さん ]
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