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🛩️ 自衛隊・軍事全国


No.4461209
#1
ナショナリズムの浸透度の違いでしょうね。

ナポレオンもフランスに大幅な人口減をもたらし、
様々な施政の結果、フランス経済を破壊しました。

この時代にはナショナリズムが一般市民に深くは浸透しきってはいないので
戦後の周辺諸国民からの悪評はナポレオン個人に対するものであり、
フランス人に対してではありませんでした。

その後、停滞するフランス経済の中でフランス国民が過去の栄光への羨望として
ナポレオンを掲げるに至りました。
フランス国民が何を信奉しようと周辺諸国民は
そのことだけでフランスを批判するようなこともありませんでした。
こうして、『理想のナポレオン像』が形成されてゆきました。

一方、ヒトラーについては、
ナショナリズムがかなり浸透しているので
戦後ヒトラー個人と同様にドイツ国民への批判が高まります。
(違いはありますがこの辺りは中韓が"日本の戦争指導者"と同様に"日本国民"を
批判していることを思い起こせば分かりやすいかと)

その帰結として、ドイツ国民はヒトラー個人に批判が集中するように仕向けたのです。
「ドイツ国民も、ナチズムの被害者であった」と。
そうすれば、幾分ドイツ国民への反感は軽減できることになります。
それを"強かさ"と見るか"卑怯"と見るかは人それぞれでしょうが……。


[ 匿名さん ]
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