>>14
一部提示するので年表で考えよう(それでも長くなるが)。
1931年9月 満州事変勃発
(1933年 塘古協定にて停戦)
1937年7月7日 盧溝橋事件
(現地停戦)
1937年7月 アメリカ日米通商条約廃棄を通告
1937年8月13日 第二次上海事変(日中戦争)
■1939年9月 ドイツ軍ポーランド侵攻(第二次世界大戦)
英仏が対独宣戦布告
■1940年6月 フランス降伏
■1940年8月 ドイツ軍英本土爆撃開始
1940年9月 日独伊三国同盟
1941年4月 アメリカが日米交渉(日中戦争の解決を目的)の諒解案の雛型(4・16日米諒解案)を提示
〜対日経済制裁の解除、満州国承認、日本の東南アジアでの資源開発支援。かわりに対英参戦するなと(この基本は最終諒解案=ハル・ノートまで変わらず)。
■1941年6月 バルバロッサ作戦(独ソ戦)
1941年6月 日本、大本営懇談会で南進の方針決定
1941年7月 日本軍南部仏印進駐について仏ヴィシー政権と協定
アメリカが在米日本資産凍結
1941年8月アメリカ石油の対日全面禁輸
1941年10月 アメリカ、ハル4原則を提示
1941年11月26日 日本空母機動部隊が単冠湾を出撃
1941年11月27日 アメリカ「ハル・ノート(最後の日米諒解案)」提示
1941年12月1日 御前会議で対米英蘭戦争決定
…日本側がハル・ノート以前の日米諒解案=4・16諒解案を呑めば日米戦争は回避出来たわけだよ。
アメリカが満州国も承認してくれて、南方の資源開発も支援してくれて、日米通商条約も復活出来て、日中戦争の仲裁までやってくれる条件だ。
日本政府、陸軍も歓迎したアメリカの4・16諒解案を蹴ったやつが、対米戦争をやりたがった連中だろう。
