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🛩️ 自衛隊・軍事全国


No.7243286
合計:
#537
>>527
おっしゃることわかります。イランとしては米国との仲裁役として訪問中の安倍首相の面前で、あえて事を荒立てるマネは自制するのが当然ですよね。
それをイランがあえてやったとするなら、まず動機があるはずです。それを明らかにせぬまま米国がイランによる犯行と断定したのは不可解です。
そもそも今回の状況・・米国vsイランとの明確な対立は、トランプ政権発足時から顕在化したものです。

振り返ると、オバマ政権がイランとの間で成立させた核合意は、イランは核兵器開発さえやめればよく、核査察を受け入れれば平和的な核利用に加え、武器輸出やミサイル開発までも大目に見るものでした。

しかしこれに納得出来ないかったのがイスラエルやサウジで、また米国にとってもアサド政権とイランとの関係を考えれば満点とは言えない合意だったわけです。

現在これらの不満に応え、トランプ政権は核合意を放棄し、イランには完全な核開発の中止と、オバマが認めたミサイル開発までもやめさせるべく経済制裁で臨んでいるわけです。

最近ではこれに反発したイランが高濃縮ウランの生産再開を宣言し、さらにこれを受けた米国が制裁圧力の強化・・同盟各国にイラン原油の輸入禁止を要求するに至ります。
安倍首相はこのタイミングでイランに訪問し、今回の事件に遭遇したわけです。

一連の状況をイラン核武装の是非を別にして考えると、一方的な要求をゴリ押ししているのは米国です。そして対話の機会喪失は事件当時のイランが望むことではないでしょう。

事件が米国その他の謀略だとは言いませんが、ここに至る経緯を見る限り、少なくともトランプ政権の“イランに100の要求を全て呑ませる”やり方は、外交的に誉められたものではないと思います。


[ 匿名さん ]
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