香川のトレーラー死亡事故、運送会社は去年行政処分も
TBS系（JNN） 10月9日(日)18時3分配信
８日の夜、香川県観音寺市で祭りの太鼓台に大型トレーラーが突っ込み男性１人が死亡しました。大型トレーラーの運転手が勤務する愛媛県の会社は、去年、運転者の過労防止の措置が不十分などとして行政処分を受けていたことがわかりました。
８日の夜、香川県観音寺市柞田町の国道で、移動中の太鼓台に後ろから大型トレーラーが衝突し、高校教諭の冨田規之さん（５２）が死亡、３６人が重軽傷を負いました。
警察は、大型トレーラーの運転手・大川貴之容疑者（４２）を過失運転傷害の容疑で現行犯逮捕しました。大川容疑者は、「ぼんやりしていて気付かなかった」と供述しているということです。
大川容疑者が勤めていたのは、愛媛県の運送会社です。
「事故で亡くなられた方には大変申し訳なく思い、お悔やみを申し上げるしかないんです」（丸共運送・上甲悦雄社長）
この運送会社は、去年、「運転者の連続運転時間の限度を超えている」など７件の違反があったとして、行政処分を受けていました。大川容疑者については、これらの違反はなかったとしています。（09日17:34）.
最終更新:10月10日(月)13時2分
