無免許で車を運転し、交差点で女性にぶつかってけがをさせたにもかかわらず、そのまま走り去ったとして、２２日、６３歳の男が逮捕されました。
男はこれまでに運転免許を取得したことがないということです。
逮捕されたのは高松市香西本町の無職綱井敏夫容疑者（６３）です。
警察によりますと綱井容疑者は２２日午前１０時半すぎ、運転免許がないにもかかわらず、自宅近くの市道で軽自動車を運転したうえ、自転車で交差点を横断しようとしていた４０代の女性にぶつかって転倒した女性に軽いけがをさせたままその場から走り去ったとして、無免許運転やひき逃げ、それに過失運転傷害の疑いが持たれています。
警察は女性から通報を受けてひき逃げ事件として捜査していましたが、２２日昼ごろ、綱井容疑者が警察署に出頭してきたということです。
綱井容疑者は運転免許を取得したことがないものの、現場から走り去った車と特徴がよく似た軽自動車を所有しているということで、警察の調べに対し、車で女性をはねたことを認めているということです。
警察は綱井容疑者がいつごろから車を運転していたかについても、詳しく調べることにしています。
