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🚨 事件・事故


No.5915713
合計:
#180
 今回のような特異な事件では精神鑑定が実施されるのが一般的だ。「心神耗弱」や「心神喪失」が認められた場合、刑の減免が法で定められているためだ。ただ、捜査関係者は「供述内容や言動に不合理さはない」と話す。鑑定をする場合でも、刑事責任能力に問題がないことを証明するためのものとなる見通しだ。

 鑑定は主に、検察側が責任能力の有無を調べる「起訴前鑑定」と、弁護側の要請で裁判所が決める「本鑑定」がある。いずれも数カ月を要することが多い。

 今回の事件について、捜査関係者は「1つの事件ではなく、別々の殺人・死体遺棄事件が9件起きた」と指摘。この場合、1件ずつの処理が原則となる。

 この点で、同時刻に1カ所で犯行が行われた昨年7月の「津久井やまゆり園」(相模原市)での19人殺害事件や、20年の東京・秋葉原の無差別殺傷事件とは異なる。

 やまゆり園の事件では、3回の再逮捕、5回の追送検が行われ、5カ月間の精神鑑定の後、一括で起訴した。事件から起訴までの期間は約7カ月に及んだ。

 1事件の勾留可能期間は最大20日。今回、1件ずつ殺人容疑で再逮捕する場合、単純計算でも180日を要する。「精神鑑定も含めると、捜査終結までに1年かかる可能性もある」(捜査関係者)という。


[ 匿名さん ]
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