老後４０００万問題は、サラリーマン家庭ではなく自営業者や農業従事者などの国民年金のみの加入者に限っての話し。
国民年金受給夫婦の満額手取り額は夫婦二人で月に１３４０００円ほど。これで１か月暮らせるわけがない。
引き換え厚生年金加入者で妻も２０年間厚生年金加入の場合の平均受給額は月額２６万程度。これなら地方は余裕で暮らせる。
厚生年金受給家庭と国民年金のみの受給家庭ではその額に約倍の差が生じている。その差を埋めるには６５歳時点で最低でも４０００万円用意して置けと言う話しで２０００万円問題が出た２０年も前に既に当時の年金庁は声高らかに唱えていた。それをマスコミが全く無視していたから２０００万円問題でいきなり取り上げて大問題となっただけ。現年金事務所はもう４０年以上前に国民年金と厚生年金での受給額の差が大きくなると予想して絶えず発信し続けていた問題（情報）で、今頃騒ぐ方がむしろおかしい。
