-
秋田県発注の道路補修工事を巡り、特定の業者が選ばれるよう便宜を図って現金を受け取ったとして逮捕・起訴されている県職員の男が、2日付で懲戒免職の処分を受けました。
懲戒免職となったのは、県建設部建設政策課主幹の齊藤一人被告(56)です。
齊藤被告は、秋田地域振興局建設部に勤務していた2022年、県発注の道路補修工事などで設置する転落防止柵を金属製から木製に変更させ、特定の業者が下請けとして受注できるよう便宜を図り、その見返りに現金200万円を受け取りました。
齊藤被告は収賄の罪で起訴され、6月27日の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めたことから、県が処分を決めました。
これに伴い、齊藤被告の犯行当時の上司にあたる57歳と56歳の男性職員など3人を、戒告や厳重注意としていま...
-
|