AEW社長のトニー・カーンが、2025年に入り「AEWが再び勢いを取り戻した」というファンや業界の声に対し、今のAEWは「これまでで最高の状態」だと自信満々に語った。Battleground Podcastでのインタビューでカーンは、ダブル・オア・ナッシングPPVとその後の盛り上がりが大きな転機だったと認めつつも、「実は1月頃から好調の波は始まっていた」と明かす。2月のグランドスラム・オーストラリアや3月のレボリューションなど、連続するビッグイベントの成功がAEWの勢いを後押しした。
特に土曜夜の新番組「AEWコリジョン」のスタートや、ダイナマイトとコリジョンの両方がMaxストリーミングで同時配信されるようになったことが、視聴者層の拡大とブランド力向上に直結。「創業当初は毎週水曜2時間の番組とPPVが主力だったが、今は毎週2倍のコンテンツを届けている。まさに新時代のAEWだ！」とカーンは胸を張る。
この成長と安定の証として、かつて頻繁に使われていた「Restore the Feeling（あの熱狂を取り戻せ）」というスローガンも、今では必要ないほどの充実ぶり。「もう長いこと使っていない。それだけ今のAEWには自信がある」と語った。
AEWは現在、過去最大規模の国内イベント「All In: Texas」（7月12日、テキサス州アーリントン・グローブライフ・フィールド）に向けて準備を進めている。これまで以上に勢いに乗るAEWが、どんなサプライズと熱狂を生み出すのか――レスラーたちの新たな伝説誕生に期待したい！2025年のAEWから、ますます目が離せない！
