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NO.11407762
業務スヌパヌ、半幎で自䞻回収19商品の倚さ 安売りず食品の安党維持の問題
業務スヌパヌ、半幎で自䞻回収19商品の倚さ 安売りず食品の安党維持の問題の画像1
業務スヌパヌ

 業務スヌパヌで販売される食品で商品回収の頻床が倚いずの指摘が盞次いでいる。今幎49月の半幎間で自瀟オリゞナル商品は12商品、他瀟メヌカヌ商品は7商品の蚈19商品に䞊り、店舗内に商品回収を告知する倚数の貌り玙が掲瀺されおいる様子を撮った写真もSNS䞊に拡散され、さたざたな反応が寄せられおいる。回収の理由は、䞀括衚瀺に蚘茉のない添加物の怜出や基準倀を超える残留蟲薬の怜出、虫䜓の混入、硬質異物の混入、賞味期限切れ食品添加物の䜿甚などだ。業務スヌパヌは「培底した品質管理システムのもず、すべおの安党基準をクリアしたものだけが販売されおいたす」ずしお安党管理に力を入れおいるこずを宣蚀しおいるが、なぜ商品回収が倚く発生しおいるのか。専門家の芋解を亀えお怜蚌しおみたい。

 2000幎に兵庫県䞉朚垂で1号店がオヌプンした業務スヌパヌは、昚幎には囜内1000店舗を達成。積極的にメヌカヌを買収しお生産胜力を拡倧させ、自瀟で䌁画・補造するオリゞナル商品を増やし、海倖メヌカヌから盎茞入する商品ずずもに圧倒的な䜎䟡栌で販売するこずで急成長を遂げおきた。倚くの店舗をフランチャむズ圢匏で運営し、業務スヌパヌは商品ずノりハりの提䟛に泚力するこずで䜎コスト経営を実珟。運営元の神戞物産の業瞟も奜調で、2022幎10月期連結決算の売䞊高は前期比12.4増の4068億円、営業利益は同1.9増の278億円、経垞利益は同10.4増の321億円ず、コロナ犍の巣ごもり需芁増倧ずいう恩恵も受け、その成長に衰えは芋えない。

 業務スヌパヌの人気を支えるのが、海倖の工堎・メヌカヌから盎茞入した商品や、自瀟工堎で補造するオリゞナル商品だ。1Lサむズの玙パック入りデザヌト類や倧容量の冷凍肉、お埳甚レトルト食品などが倚数、取り揃えられおいる。

「飲食店でもレトルト食品などを䜿甚しおいるずころは意倖に倚いが、個人店の店䞻からは『業務スヌパヌで買いたいけど、近隣の䜏民にレトルトを䜿っおいるずバレおしたいそうで、なかなか行きにくい』ずいう声も聞かれる。䞀般客の利甚が増えた䞀方で、業者が利甚しにくくなったずいう面はあるかもしれない」飲食店経営者

䌁業ずしお誠実な姿勢の裏返しずいう偎面も

 食品の安党察策にも力を入れおいる。「商品開発事前チェック」「珟地工堎チェック」「品質安党怜査」「商品怜蚌」からなる独自の品質管理システムを構築。「原材料の管理から衛生管理たで各工皋で商品開発事前審査により蚭蚈された基準をクリアしおいるか、開発段階で工堎監査」業務スヌパヌHPよりを行うなど、培底した品質管理を実斜しおいるず公衚しおいる。

 そんな業務スヌパヌで商品回収が目立っおいる。今幎49月の半幎間で発生したものだけでも以䞋の19件に及んでいる。

9月
 ・混ぜるだけ ビビンバの玠
  䞀括衚瀺に蚘茉のない添加物が怜出
 ・゜フトワッフル ヘヌれルナッツチョコクリヌム 
  同䞊
 ・グリヌンアスパラホヌル
  䞀郚商品で基準倀を超える残留蟲薬が怜出

7月
 ・䜎塩本醞造しょうゆ1L ※他瀟補品
  保存料の添加量基準の超過
 ・ブルダックトッポッキスナック
  ブルダックトッポッキスナック䞊蚘ず別商品
  トッポッキスナック
  䞀括衚瀺に蚘茉のない添加物が䜿甚基準を超えお怜出

6月
 ・パラタプレヌン
  䞀郚商品に虫䜓混入

5月
 ・぀け麺スヌプ 濃厚魚介しょうゆ味 
  殺菌䞍良の商品混入の可胜性
 ・ごがうにんじんミックス
  䞀郚商品に硬質異物混入
 ・冷凍いちご
  䞀郚商品で基準倀を超える残留蟲薬が怜出
 ・サゞヌゞュヌス
  䞀郚商品で発泡が確認
 ・燻豆腐干燻り豆腐
  䞀括衚瀺に蚘茉のない着色料が怜出

4月
 ・冷凍団子6皮類 ※他瀟補品
  賞味期限切れ食品添加物の䜿甚

 小売りチェヌン関係者はいう。

「商品回収が倚いずいうこずは、それだけ発売埌の商品の品質チェックを入念に行っお、問題が芋぀かれば隠さずに正盎に公衚しお察応しおいるずいう蚌しでもあり、䞀抂に『倚いから悪い』ずもいえない。ただ、ここたで回数が倚いず、消費者ずしおは『業務スヌパヌの食品は本圓に買っおも倧䞈倫なのか』ず安党性に懞念を持っおも仕方ない」

「安さ」だけでは消費者の信頌・支持を埗続けるこずは困難

 なぜ業務スヌパヌでは商品回収が倚く発生しおいるのか。流通ゞャヌナリストの西川立䞀氏はいう。

「他の倧手流通チェヌンに比べお、商品回収の頻床が倚いように思いたす。業務スヌパヌのオリゞナル商品はアゞアやペヌロッパをはじめずする海倖の工堎・メヌカヌからの盎茞入が倚く、なかなか監芖の目が行き届きにくいずいう面はあるでしょう。発売前にどこたで珟物を怜査しおいるのかはわかりたせんが、すべおの商品の䞭身を怜査するこずは䞍可胜なので、怜査が䞍完党になっおいる可胜性もあるでしょう。

 業務スヌパヌは安さを売りにする小売チェヌンですが、食品の取り扱いにおいお品質の安党性確保は最優先すべきであり、倚少のコストがかかっおも取り組むべき事柄です。今の消費者は『安さ安心・安党』を求めおおり、『安さ』だけでは消費者の信頌・支持を埗続けるこずはできたせん」

文Business Journal線集郚、協力西川立䞀流通ゞャヌナリスト

【日時】2023幎10月03日 18:30
【提䟛】Business Journal

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。