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相続税などの基準となる土地の価格、「路線価」が公表され、インバウンドで人気の観光地などが上昇した一方、能登半島地震の影響で大きく下落した地域もあります。
2025年分の路線価の上昇率(前年比)は、外国人観光客にも人気がある長野県・白馬村が32.4%で全国トップ、北海道・富良野市北の峰町が30.2%で続きました。3位の浅草の雷門通りは29%(前年比)上昇しました。
全国平均も2.7%(前年比)と4年連続で上昇し、外国人向けの別荘需要や再開発への期待感などが影響したとみられます。
路線価の全国1位は銀座の鳩居堂前で(1㎡あたり4808万円)40年連続のトップです。
一方、能登半島地震の影響で、石川県・輪島市の朝市通りがマイナス16.7%(前年比)と、最も大きい下げ幅になりました。
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