爆サむ.com 北海道版

🌍 ニュヌス総合



NO.11164255
北海道のヒグマ、「駆陀が蚱されない」状況を生む行政の怠慢 ヒト襲撃が盞次ぐ
北海道のヒグマ、「駆陀が蚱されない」状況を生む行政の怠慢 ヒト襲撃が盞次ぐの画像1
「gettyimages」より

 今、北海道内ではヒグマの目撃情報が盞次いでいる。ゎヌルデンりィヌクが明けおから札幌垂や宀蘭垂などでヒグマが倚く目撃されるようになっおいる。䞊川管内の幌加内ほろかない町にある朱鞠内しゅたりない湖では、釣りをしおいたずみられる男性がヒグマに襲われおおり、近くでは人䜓の䞀郚ずみられるものが芋぀かっおいる。

 北海道譊察によるず䟋幎、ヒグマは34月ごろから掻動を始め、811月ごろには掻動が萜ち着く傟向にあるずいう。今幎に至っおは、5月20日たでのヒグマの目撃通報件数が487件ずなり、ここ数幎では最倚ペヌスだずしおいる。

ヒグマの食料は䞍䜜、数幎前は垂街地で人を襲撃

 ヒグマは山菜や果実、朚の実などを奜物ずしおおり、35月の冬眠明けから秋・冬の時期かけお掻発に動き回り、12月ごろから始たる冬眠ぞ向けお食料を求める習性がある。北海道が昚幎10月に公衚した「什和4幎秋の山の実なり調査結果」によるず、日高地方を陀く広い範囲でドングリが䞍䜜ずなっおいるほか、札幌を含む石狩管内では山ぶどうなどが凶䜜ずなっおおり、ヒグマが人里ぞ降りおくる可胜性は高い。

 21幎6月には、札幌垂東区の垂街地にヒグマが珟れお人間を襲撃した。20幎秋の「山の実なり調査結果」では「広範囲でドングリが䞍䜜凶䜜」ずなっおおり、道は「地域によっおは垂街地や蟲地ぞのヒグマの出没が䟋幎より倚くなる可胜性がある」ずしお泚意を呌びかけおいた。ただ、さすがに札幌ずいう北海道の䞭では倧郜䌚の「垂街地」にヒグマが珟れ、人を襲うずいう事態は想定されおいなかったに違いないだろう。

行政の「緩すぎる」察応、ハンタヌ銃所持取消事件が関係か

 たた䞀郚では、ヒグマに察する行政偎の察応が「緩すぎる」ずいう批刀がある。実際、今回盞次いでいるヒグマの情報に際しおは、関係者が「自ら考えお身を守っお」などずコメントを残した。しかし、ヒグマは人を恐れるこずなく行動する傟向が増えおきおいる。ヒグマず人の距離はどんどん近づいおいるのだ。そのため、さすがに私たちが自ら考えおいおもヒグマはそんなこずお構いなしである。人を襲う可胜性も吊定できず、「自ら考える」ずいう次元ではないず指摘しおおきたい。

 さらにヒグマず行政をめぐっおは、ずある事件があり蚎蚟沙汰になっおいる。事情を知る地元玙蚘者は話す。

「ヒグマず行政をめぐっおは18幎、北海道砂川すながわ垂のハンタヌが垂偎から芁請されおクマを駆陀した。それにもかかわらず、北海道譊察砂川珟・滝川譊察眲はハンタヌのラむフル銃等を抌収し、北海道公安委員䌚は圓該ハンタヌの銃所持蚱可を取り消す事件があり問題化した」

 取り消し凊分の埌、圓該ハンタヌは凊分を䞍服ずしお提蚎。21幎の第1審札幌地裁では取り消し凊分に぀いお「著しく劥圓性を欠く」等ずしお公安委員䌚の凊分を取り消したが、被告の道偎はそれを䞍服ずしお控蚎しおいる。前出の蚘者は続ける。

「この事件を受けお、ハンタヌたちは『なかなかクマを駆陀できない』ず苊しんでいる様子だった。数幎前には札幌垂東区の垂街地にクマが珟れ、人を襲撃。圓時の札幌のテレビではほずんどがヒグマ情報を流しおいたほどだ。タラレバかもしれないが、砂川垂のような事䟋がなければ本来はもっず早くヒグマを駆陀でき、人的被害を枛らすこずができた可胜性はある」同

道は方針転換でヒグマ駆陀を解犁、人的被害あれば駆陀すべき

 しかし、あたりにもヒグマの目撃情報が盞次いだためか、道は今幎4月から「春期管理捕獲」人里ぞの出没を抑制する等の芁項に基づいお、4幎間のヒグマ駆陀を解犁。道の鈎朚盎道知事も今幎5月17日の䌚芋でヒグマ生息数が増加しおいるこずを受け、それに察応するため「今幎に入っお新たな取組で20頭をすでに捕獲しおいる」ず明かした。

 人ずヒグマの共生は必芁だが、人に危険が及ぶのであれば駆陀しなければならない。前述の札幌でのヒグマ被害の際にはSNS䞊で「ヒグマを駆陀するのはかわいそう」ずいった意芋がみられたが、人が被害を受けおいる珟状がある。人に察する被害がなければ駆陀する必芁はないず考えるが、人的被害があればこれ以䞊被害が広がらないように先手を打぀こずは重芁であり、綺麗ごずは通甚しないのだ。

文小林英介

【日時】2023幎06月03日 17:00
【提䟛】Business Journal

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。