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カムチャッカ半島東部のシベルチ山で今月4日、再び大規模な爆発的噴火が起こり、噴煙の高さは6500メートル上空に到達した。
航空コードは危険度が2番目に高いオレンジ色を引き下げられない状態が続いている。
シベルチ山は先月24日にも噴火したばかり。
このときは、噴煙が上空1万2000メートルに到達し、火山から700キロ以上離れた北太平洋に向かって流れていくようすが気象観測衛星ひまわりにとらえられた。
今月4日未明に始まった噴火は、720分間にわたって断続的に続き、火山灰を大量に含んだ噴煙は上空6500メートルに到達。
この噴火に伴って、北側の斜面に溶岩が流出し、万年雪の雪崩が発生した。
ロシア科学アカデミー火山地震研究所(IVS FEB RAS)カムチャッカ火山噴火対策チーム(KVERT)によると、噴火は翌5日にかけて継続し、今後もいつ爆発が起こるか予測できない状態だ。
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