🎤 芸能ニュース

アイドルグループ「SKE48」のメンバー・鎌田菜月の1st写真集『やさしい日差し』(KADOKAWA)が、4月18日(金)に発売された。漫画やアニメ、活字、歴史、将棋などの趣味を生かし、幅広く活動中の鎌田。自身初となる今回の写真集は、王道アイドルらしいかわいらしさはもちろん、これまで見せたことのない大人びた表情もたっぷり収めた1冊となっている。今回、BUBKA WEBのインタビューに応じた鎌田が、作品の見どころや撮影エピソード、さらに今度の活動目標などを語った。

――写真集発売おめでとうございます！

鎌田菜月：ありがとうございます！

――こうしてお手元に完成した写真集があるわけですが、出来上がりをご覧になっていかがですか？

鎌田菜月：「めっちゃ本だ！」ってシンプルに感動しました(笑)。これだけ全ページ自分がいる本ってないので、世の中に。すごく大事にしたいなと思います。

――写真集はずっと夢だったというお話もありましたが、実際にそのオファーを受けた瞬間はいかがでしたか？

鎌田菜月：最初に「オファーが来てますよ」っていうのはマネージャーさんからのLINEの連絡で知ったので、現実感がなくて(笑)。しかもその連絡を、おうちで見ちゃったんですよ。だから余計に現実感がなくて、「寝ぼけているかな」って思ったんですけど、本当だったみたいで(笑)。だんだん予定を詰めていったりとか、フィッティングしたりとか、現地に行って写真を撮ってて、気付いたらもう帰りで(笑)。「本当に撮影したんだな」って、じわじわ段階を踏んで実感が湧きました。

――ご家族の反応は？

鎌田菜月：「写真集出るから。撮影で海外行くよ、バリだよ」って言ったら、「えっ!? 写真集!?」みたいな(笑)。「1人の!?」って聞かれて、グループの写真集は出たりしていたので、「1人!?」ってまず聞かれて、「1人だよ」って言ったらびっくりされて。たぶん家族はまだ信じていないと思うんですけど、本ができたらさすがに信じてくれるとは思います(笑)。

――メンバーさんは？

鎌田菜月：メンバーは「ついに！」みたいな感じですごく喜んでくれて。「どこで撮るんですかね」とか、まだ決まっていない段階からちょっと話していたんですけど、いろいろ詰めていった結果、メンバーがシチュエーションを考えてくれたりもしました。

――そんな中でバリでのロケとなったわけですが、こちらは鎌田さんのご希望でもあったわけですか？

鎌田菜月：最初はもちろん希望のヒアリングもあって。でも私は愛知県出身で、SKE48としても愛知にすごく根付いているグループで、なかなか撮影地を自分で「ココ！」っていうところが正直なくて。北海道に行ってみたいなとかもあったんですけど、「行くなら春がいいかな」とか、「函館の春がいいかな」とか、でもちょっと状況的に違ったんですよ。だから「どこだろう、どこだろう」って考えていたら、「実は決まっています。バリです！」って。「バリ!?」と思って(笑)、めちゃくちゃ国内のつもりだったのでびっくりしました。すっごくサプライズでした(笑)。SKE48として海外でのイベントとかMVの撮影とか海外には行ったことはあったんですけど、インドネシアは行ったことがなかったので、そういう意味でも好奇心を刺激されてワクワクしました。

――空港に降り立った第一印象はいかがでしたか？

鎌田菜月：やっぱり湿度が高くて、日本は11月で極寒だったんですね(笑)。「今年の冬はそんなに寒くないじゃん」って言っていたら、急に寒くなったタイミングでバリだったので天国でした(笑)。「暖か～い！」って(笑)。

――写真集のテーマみたいなのはいかがですか？

鎌田菜月：やっぱりアイドルで出すファースト写真集なので、“王道”のものにしようっていうのは決めての撮影でした。

――撮影前の準備などは？

鎌田菜月：無理してやると、自分がやりたいのと違うなっていうのがあったのと、ちょうどその期間、リハーサルが立て込んでいたんですよ。なので運動量は自然と増えていたし、あとは肌荒れしないようにとか(笑)、あとむくみやすいので、そういう部分だけは気を付けて、めっちゃ自炊はしました(笑)。だから写真集に合わせて健康体になって、バリで食べました(笑)。

――食べるシーンもあるようですが、現地の食事とかはどうでしたか？

鎌田菜月：観光地なのもあって、多国籍のいろいろなお料理を食べられたんですよ。初日に着いてから、夜、中華粥を食べに行ったりとか、向こうでイタリアンを食べたりとか、あとフォー！ ベトナム料理を食べたりとか、ナシゴレンとかも。ちょっと食べたりしたんですけど、全部おいしかったですし。でも一番感動したのはフルーツです。味が濃いとか甘いとか濃厚とか、日本だと表現されることが多いんですけど、向こうは、すごくみずみずしくてフレッシュなものが多くて、別のベクトルでおいしくて感動しました。

――気温とか湿度とか、そういう環境が全然違うということなんでしょうかね。お酒はお飲みになりましたか？

鎌田菜月：普段はむくんじゃうので、お仕事の前日とかは飲まないんですけど、地方に行ったら絶対酒瓶を買って帰るぐらいが好きで(笑)。ご当地の日本酒を買って帰って、帰ってから家族とか友達とかと飲むのが好きなんです、ご褒美で。でもバリはビールが有名なんですかね？ でもさすがに飲まなかったです。

――写真集の中に、ずぶ濡れで急きょ撮影することにしたという泡風呂カットもあると伺っております。

鎌田菜月：途中に黄色のトップスがあって、その中に水着を着ていて。そこからプールで遊ぶみたいなシーンだったんですけど、大きなオレンジをプリントした浮き輪があって、「それに乗って写真を撮ろう」みたいな。「イケるイケる」って言って、プールの上で乗ろうとしたらイケなかったんですよ(笑)。で、顔から落ちてびちょびちょになっちゃって…。せっかくヘアメイクしていただいていたんですけど、そこまで濡れているなら、「じゃあ泡風呂も撮りましょう！」ってなって(笑)。スタッフさんが泡風呂セットを持ってきてくださっていたので、急きょ撮影しました。カットとしても予定してなくて、泡風呂カットはほぼスッピンですね。レアかなとも思います(笑)。

――プールに飛び込む連写シーンもありました。

鎌田菜月：これも、もう落ちちゃったらなんでもイケるから(笑)、「じゃあ飛び込もう」ってなって飛び込みました…思いっきり(笑)。その連写の次のカットとかは、落ちてびっちょびちょの顔面のカットですね。最終的にカメラマンさんも飛び込んでました(笑)。

――もちろん泡風呂は人生初めて？

鎌田菜月：いえ…ちっちゃい頃、アンパンマンでやりました(笑)。アンパンマンの泡風呂があって、家族でやるのが好きだったので…20年ぶりくらいの泡風呂です(笑)。

――今回さまざまな衣装にも挑戦しているわけですが、鎌田さんからも衣装のリクエストなどはあったのでしょうか？

鎌田菜月：ジーンズは着たいなって、お願いして入れてもらいました。

――今までに着たことがないという真っ赤なランジェリーにも挑戦されていますね。

鎌田菜月：これも写真集ならではだなって思って。めちゃめちゃ華やかな感じになっています。バラも、ヴィラに置いてあったものをそのまま使わせていただいているので、これもいろいろな偶然が重なって撮れました。

――そしてタイトルが『やさしい日差し』に決定しております。

鎌田菜月：秋元(康)先生から頂いた候補がたくさんあって、自分の中でも「このどれかかな」みたいなのがあって。家族とかメンバーとか、あと写真集のお仕事したことがあるスタッフさんとか、いろいろな方にご相談した中で、みんなこれがいいかなって、何個か返してくださるんですよ。理由ももちろん聞いたりしていたんですけど、この『やさしい日差し』だけは、どの人も「鎌田っぽい！」って。「一番すんなりなじむタイトルだね」っていうので、唯一満場一致レベルだったんですよ。私も一番自分っぽい、しっくりくるなっていうのがあって選びました。

――秋元先生からは“帯コメ”も頂いております。

鎌田菜月：帯コメントは、タイトルを頂いた後に頂いたんですけど、秋元先生から頂いたタイトルの答え合わせだと思ってて。こうやって答え合わせができたのでうれしかったです。時にはいいことしか書いてないことも世の中あるんですけど、(帯コメの)“翳り”っていう、ちゃんと波がある部分までくんで書いてくださっているっていうのがうれしかったです。

秋元康氏帯コメント
日常は、穏やかに過ぎて行く。
時には、強く、時には、翳(かげ)り、人の感情のように変化する。
鎌田菜月は、すべての日々を微笑みながら受け止め、
大人になろうとしている

――今回は通常版カバーの他、セブンネットショッピング限定版、HMV＆BOOKS online限定版の3種で展開されます。表紙カットのセレクトも鎌田さんが？

鎌田菜月：写真を全部見ていて、正直全部好きだったのですっごい悩んだんですけど、写真集って世の中にたくさんあって、でも結構パープルのものって珍しいなって思ったし、このパープルのカットも、自分のペンライトの色の紫が入っているからマストで入れたいねっていうところから、たくさん種類がある紫から選んだんです。という意味でも、一番今の自分らしいかなと思ったし、それが分かりやすく表紙に出るかなっていうところで選ばせていただきました。

――定番の質問を一つ。今後さまざまな取材の場で聞かれるかと思いますが、今日の時点で写真集に点数を付けるとしたら？

鎌田菜月：80点(笑)。私、オーディションも80点って言って受かっているんですよ。あっ！写真全体か…全体に付けるなら…それはもう点数付けられない(笑)。

――競馬の予想印(◎〇▲△☆注)で例えるとしたら？

鎌田菜月：☆がいいです(笑)。◎ってつまらないと思っちゃうんですよ、私。グリグリに印が付いている馬って、軸にできますけど、別で買いたいんですよ、☆が付いているのは。軸ともう1個買いたいタイプの人間なので、☆は付いていてほしいですね(笑)。

――ちなみに最近馬券の調子はいかがですか？

鎌田菜月：高松宮記念は(3連単が)当たりました！ 万馬券を今年は取れたので、春。去年秋からちょっと調子が悪かったので、高松宮記念取れて。3着が荒れたのかな(6番人気)、ヒモ荒れしてくれて無事取れたので、人気どころが来ても、今年はそういうおいしい馬券の買い方ができたらいいなと思います。

――少々話がずれました。では最後になりますが、こうして写真集も発売を迎えました。これからの鎌田さんの活動目標などを教えてください。

鎌田菜月：アイドルを今13年やっているんですけど、今回初めての写真集ということで、これまでやったことがないことがまだたくさんあるっていうことを感じました。これだからこそ、この仕事が面白いなって思っているので、これからも引き続きファンの人にワクワクしていただければいいなって思いますし、写真集を撮影したからこそ、自分にはこの色が似合うんだとか、こういう顔をするんだってことが分かったので、そういう気持ちを持って、また別の仕事に生かせたらなとか、書き物もやってみたいなとか、いろいろなことをやっていけたらと思います。

――グループとしてはいかがですか？

鎌田菜月：久しぶりにグループとして、SKE48として大きなクラス替えみたいなのがあったので、まずは私のいる“チームKII”が一番いいって言ってもらえるように、SKE48の中で頑張りたいです。SKE48の中で一番良くなったら、アイドルの中でSKE48がやっぱりいいよねって言ってもらいたいし、やっぱり地元も大事にしながら、どこにいても応援していて楽しいアイドル・SKE48になれたらなと思います。

――馬券的には？

鎌田菜月：馬券的には…万馬券は取ったんですけど…帯(封)は取りたいと言いつつ、帯っていうのは現実的じゃない、もう夢になっちゃうので、現実的に言えば安定して当てたいですね(笑)。穴狙っちゃうので、なかなか難しいんですけど、安心して「今年もプラス収支だね」って言ってもらえる人になりたい(笑)。あと、有馬記念も当てたいです。去年散々だったので、本当にダメだったんですよ。ドウデュースがいなくなっちゃって(※出走取消)、そこから自分が“今回は違うな”と思っていたのが来て、ボックスで買ってスカスカだったので、今年はそういうことはないように、有馬記念は当てたいですね。

――『競馬場の達人』も期待しております！ 本日はお忙しいところありがとうございました！

鎌田菜月：頑張ります！ ありがとうございます！

【日時】2025年04月27日 10:00
【提供】BUBKA WEB

【関連掲示板】

• 女性芸能人

元記事を読む