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埼玉・大宮のラクーンよしもと劇場(以下、ラクーン)で「芸人のナンパ待ち」をする女性が増えている。
昨年7月にオープンした埼玉県初となるよしもと常設劇場のラクーンは、この夏も盛況。
特に目立つのが若い女性たちで、中には露出度の高い服を着たセクシー系も多い。
その理由を聞くと「目当ての芸人に目を付けられたい」という。
彼女らは、驚いたことに、周辺で芸人が立ち寄るお店のリストを持っており、「公演後にナンパされに行く」とのこと。
話を聞いた女性に成功例を持つ者はいなかったが、友人知人で実際に芸人にナンパされた人がいて、公演後には「芸人がオフで活動する深夜まで、ネットカフェなどで時間潰しする」と明かしてくれた。
「ここは出待ちしたくてもガードが固くて、スタッフが使う地下駐車場の出口も警備が厳しくて、乗っている車もよくわからない」と別の女性。
彼女らは、深夜になると手持ちの“芸人が立ち寄る店リスト”を活用。
こっそり見せてもらったリストの中にあった飲食店のひとつは、朝方4時までやっていて、広い個室にはカラオケまで付いている。
実際、足を運んで店員に話を聞くと「個人名は教えられませんが、ラクーンができてから芸人さんがお見えになることが増えた」という。
女性たちによると、この店にはレイザーラモンHGや天津の木村卓寛らが来店したという話だ。
ラクーンのオープン時、NON STYLE・井上裕介は「大宮女子とお見合いしたい」と話しており、その影響からか「井上さんにナンパされたい」とストレートにいう女性もいる。
ただ、問題は彼女たちに“未成年”がやたらと多いことだ。
私服姿では一見、見分けがつかないが、夏休みを利用して地方から遠征している学生も多く、話を聞いた女性も年齢を聞くと6名のうち4名が17〜18歳だった。
公演後「今日はフルーツポンチが来たって店に行く」と話していたが、仮に逆ナンパに成功しても困るのは芸人の方。
女性のひとりは「芸人と恋したいわけじゃなくて、2ショット写真を撮ってフェイスブックとかTwitterにアップしたい」と軽い動機を話したが、それでも「好きな芸人に誘われたら付いていく」と、関係を持つことに抵抗感はない。
「年齢を言うと突き放されそうだから、聞かれても20歳って言う」とも話しており、これは一歩間違えれば芸人側の大スキャンダルになるものだ。
こうした若い女性の行き来について、大宮の繁華街では「別の危険もある」と地元パトロール員。
「警察官が補導した女性には遠方から来た若い子が多く、特に大宮駅周辺では最近、深夜に悪い連中が若い女性をホストクラブに誘い込み、法外な代金の請求をして、支払えない女性に売春を強要する事件もあった」(同)
未成年女性の芸人追っかけはいろいろな意味で危険が多いようだ。
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