爆サイ.com 北海道版

🌎 国際ニュース


NO.10480183
【減少】新型コロナの回復具合で フィリピンは高評価を得る
日本は6月9日に新型コロナ累計感染者900万人を突破したが、同日のフィリピンの累計感染者数は369万人と、流行初期から中期にかけてフィリピンは日本をはるかに凌ぐ感染者を出していたが、今は完全に逆転した。

これを具体的に表すランキングが日本経済新聞傘下のニュース誌『日経アジア』によって調査、発表された。

同ランキングは世界121ヶ国を対象に感染管理、ワクチンの接種、コロナによる社会状況などを数値化したもので、順位が高い程、新型コロナによる回復が著しい国とされている。

このランキングでは昨年10月の時点では最下位の121位に沈んでいたフィリピンがこの6月には33位に急上昇する高評価を得た。

1位はカタールで、韓国が8位に入り、日本は53位に沈んで未だコロナの影響を脱していないことが分かり、イギリス58位、アメリカ89位、中国93位、ロシア111位とコロナ禍の影響から抜け出ていない。

ただし、死者数で見るとフィリピンが6万人を超えているのに対して日本は3万人と約半分で、累計感染者数とは真逆の数字となり、フィリピンの医療体制の脆弱さと、医療を受けられない貧困層の多さが炙り出されている。

収束に近づいていると判断したフィリピン政府は入国制限を緩めて外国人観光客の誘致に踏み切っているが、依然国内ではマスクをしないと罰金に処せられるために、これら海外からの観光客にマスク装着を周知させるのが問題になっている。

これに対してセブ州知事は知事令でマスクを着ける必要はないと発しそれに同調する自治体も多く、一方自治体を管轄する内務自治省は違反なのでマスクを付けないと警察官によって逮捕されると警告を出していて、自治体と中央との食い違いによって住民が迷惑を被っている。
【日時】2022年06月12日 21:34
【提供】Philippines Inside News
【関連掲示板】

本サイトに掲載されている記事の著作権は提供元企業等に帰属します。