
先日、アメリカのテキサス州で、大きなイーロン・マスク氏の胸像が破壊されているのが発見された。
約3.6メートルもある胸像
その胸像は高さが約3.6メートルもある大きなもので、ある土地所有者の敷地に飾られていたという。
しかし4月5日には、複数のトラック運転手から胸像が破損しているとの電話が、土地所有者のEleazar Villafranca氏のもとにかかってきたそうだ。
そして4月7日にVillafranca氏が現場を訪れると、胸像の目や顎、背中に大きな切り傷があり、ナイフで切り取られていたという。
X_@StonkKing約1年前に胸像を設置
この胸像はゴムのような素材でできており、約1年前にVillafranca氏のフランス在住の友人であるアーティストから、胸像を設置するよう依頼を受けたそうだ。
この破壊行為が明らかになった後、Villafranca氏はそのアーティストに連絡を取ろうとしたが、返信はなかったという。
結局、別のアーティストが胸像の修復に同意したそうだ。
警察は破壊行為について通報を受けており、被害届などの報告書も受け取っているが、まだ容疑者が見つかったかどうかは、明らかにされていない。
アメリカでは、マスク氏がトランプ政権の政府効率化省(DOGE)のトップに就任して以来、各地で「テスラ」のディーラーや車両、充電ステーションを狙った攻撃が相次いでいる。
またイギリスでは、参加者が廃車予定の「テスラ」車をハンマーで破壊する抗議活動が行われ、同時にフードバンクへの寄付を募ったという。(了)