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韓国人トップ夜逃げで下請け倒産…失速サムスン、中国でオワコン

7月20日、サムスンの部品メーカーとしてOEMを手掛けていた蘇州普光が倒産。

影響は同社が大株主である広東省の「東莞普光」にも波及。

液晶ディスプレイをサムスンに提供する東莞普光は7月1日から現在まで約1カ月間、生産ラインがストップ。

倒産した蘇州普光は、韓国財閥の普光グループが設立した企業で、実質的な顧客はサムスン1社のみ、サムスンのあらゆる製品を受託、親会社である韓国普光グループが破産申し立て、中国の現地法人も自然と立ち行かなくなった。

蘇州普光はサムスンからの発注が減少して経営困難、現地法人で働く韓国人責任者が6月中旬に突如、“夜逃げ”。

管理責任者のいなくなった現場は大混乱、資産は債権回収のため銀行に差し押さえられたという。

蘇州普光は800人余りの従業員を抱えており、従業員への補償問題が未解決。

銀行から4億元余り(約80億円)の負債、下請け企業への支払いも滞って、債権者たちが集まって紛糾。

職員の給与と賠償金については開発区の管理委員会が債務状況を清算整理することが決まったものの、下請け企業への多額の支払いは依然、どうなるかわからない。

広東省東莞市に住む日本人ビジネスマンは、こう証言する。

「操業停止した東莞普光には、もともと3,000人以上の従業員がいたんですが、いまや200人以下しかいない。
管理職を含め、7月1日〜8月1日まで給与なしの休暇通知が出されたタイミングで蘇州普光の韓国人責任者の夜逃げが伝わってきたので、若い従業員が朝から晩まで韓国人責任者の逃走を阻止しようと軟禁。
工場内でもかなりの乱闘騒ぎがあったみたいです」

サムスンはこの数年、モバイル部門の売り上げが不調。

スマホの売り上げが傾けば企業全体へ影響は避けられない。

深セン市・華強北に住む日本人バイヤーは言う。

「つい2年ほど前までサムスンがひとり勝ちだったのに、見る陰もない。若い女性たちから見放されていて、いまやGalaxyを使っているのは農民工や田舎のオッサンだけ。中国でも、完全にオワコンです」

 日本だけでなく、中国でもサムスン離れが加速する中、韓国経済を牽引する動力の失速は、世界経済にどんな影響を与えるのか?
【日時】2015年07月28日
【提供】日刊サイゾー

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