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登山家・栗城史多さんエベレストで死亡「体調悪化で下山中」
エベレスト登頂を目指していた登山家の栗城史多(くりき・のぶかず)さんが21日朝、下山中に死亡した。

菅義偉官房長官は同日午後の会見で「在ネパール日本大使館が現地の登山関係者から知らせを受けた」と発表した。

栗城さんの事務所は公式Facebookで「下山途中に無線連絡に反応しなくなり、ヘッドランプが見当たらなくなったことから、撮影隊が下山ルートを捜索した結果、低体温で遺体となって発見された」と発表した。

Facebookによると、栗城さんは日本時間午前10時ごろ、体調が悪化し、7400メートル地点から下山することになっていたという。

北海道出身の栗城さんは、大学山岳部に入部してから登山を始め、六大陸の最高峰を登り、8000メートル峰四座の無酸素・単独登頂に成功。

2009年からインターネットによる生中継登山を開始。

2012年秋のエベレスト登山で、両手・両足・鼻が重度の凍傷になり、手の指9本の大部分を失う困難に遭いながらも、今年4月17日からエベレスト最高峰を目指して、8度目の挑戦中であった。
【日時】2018年05月21日 17:32
【提供】ハザードラボ

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