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ことし上半期の企業倒産が5000件を超え、12年ぶりの多さとなりました。
帝国データバンクによりますと、ことし1月から6月までの全国の企業倒産は5003件で、3年連続で前の年を上回りました。上半期で5000件を超えるのは2013年以来、12年ぶりです。
なかでも目立ったのが建設業の倒産で、資材価格の高騰や後継者不足などを背景に過去10年で最も多い986件にのぼりました。
また、コメをはじめとした物価高や人手不足などの影響で小規模事業者の倒産が全体の6割以上を占めているということです。
調査した帝国データバンクは、トランプ関税や中東情勢の混乱などで中小企業の倒産リスクは今後も高止まりが続くと分析していて、ことし1年間の倒産件数が1万件を突破することも視野に入るということです。
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