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先月から噴火が続く霧島連山の新燃岳で6日午後、大量の火山灰やガスが火口から流れ下る様子が見られました。専門家は火砕流とみています。
午後1時半すぎ、霧島市牧園町高千穂側から見た新燃岳の様子です。噴煙が火口から南寄りに山肌を流れ下っています。
新燃岳は先月、7年ぶりに噴火し、先月27日に起きた噴火が今も続いています。
高温の火山灰や火山ガスなどが火口から流れ下る「火砕流」だったかどうかについて、気象台は「高速で流れ下る様子は見られず、火砕流ではない」としています。
一方、火山地質学が専門の鹿児島大学・井村隆介准教授は「火山灰や火山ガスの密度が高く、その重さで流れ下ったもので、火砕流といえる」「今後、警戒範囲の火口周辺3キロを超えて流れ下ることもあり得る」とみています...
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