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えびの高原・硫黄山でも「低周波地震を観測」小規模噴火の恐れ

気象庁によると新燃岳では16日、通常よりも周波数の低い低周波地震が増加しており、活発な噴火活動が続いている。

5キロほど北西に位置するえびの高原・硫黄山でも、低周波地震がときどき観測されるようになり、気象庁が噴火への警戒を呼びかけている。

新燃岳では15日、二酸化硫黄を含む火山ガスの放出量が1万1000トンを観測したが、一転して16日の現地調査では500トンに急減。

九州大学の観測チームは、新燃岳の南西斜面で新たに噴気が上がっているのを確認したが、天候不良によって監視カメラの画像では見えないという。

一方、霧島火山群の中では最も若いえびの高原・硫黄山では、南西3キロ付近で今月6日以降、地震がときどき増加しており、13日は午後4時から同10時にかけて一時的に多くなった。

火山性微動は観測されていないものの、地下の火山ガスや熱水が関係していると考えられる低周波地震が発生しており、気象庁は「火山活動が高まっている」として、小規模噴火が起こるおそれがあると注意を呼びかけている。

■国内の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。

それぞれの火山名にタッチすると、詳しい解説情報が見られます。
【日時】2017年10月16日 17:52
【提供】ハザードラボ

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