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モー娘。横山玲奈、父の訃報を事務所が公表した“深い理由”

20日、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・モーニング娘。’18の13期メンバー・横山玲奈の実父が6月17日に亡くなっていたことが、公式サイトで発表された。

ハロプロメンバーの親族の訃報が公式サイトで発表されるのは極めて異例のことだ。

横山の実父が亡くなった17日は、モー娘。’18の主演舞台『ファラオの墓〜蛇王・スネフェル〜』の千秋楽。

その開演直前に訃報が届き、横山は舞台には出演したものの、その後行われたシングル発売イベントは「体調不良」を理由に欠席した。

さらにモー娘。’18は、19・20日にツアーファイナルとなる日本武道館公演を開催。

そのうち20日は、12期メンバー・尾形春水の卒業公演でもあった。

横山は両日ともに出演したが、20日には父の告別式も執り行われていたという。

そして、モー娘。のツアーが終了を待って、公式に発表する形となった。

「これまで、ハロプロメンバーの家族に不幸があったとしても、わざわざ公式サイトで発表することはありませんでした。例えば、かつてモー娘。の吉澤ひとみの実弟が交通事故で亡くなった際も、スポーツ紙などで報じられ明らかになりましたが、所属事務所のジェイピールーム(アップフロントグループ)は発表していません。芸能人なので家族に関するニュースが報じられてしまうのは仕方ないとしても、事務所としては『家族はあくまでも一般人』だというスタンスで、家族に関する情報は開示しない方針でした」(芸能事務所関係者)

では、なぜ横山の実父の訃報は公式サイトで発表されたのだろうか? 周辺事情に詳しい週刊誌記者はこう話す。

「6月24日にモー娘。’18の握手会イベントがあり、仮にこれを休むとしても、その理由をファンに対して説明する必要があります。そこで、17日に続いて『体調不良』と説明をしたならば、今度はネットなどで妙な勘ぐりをされてしまうということもある。そうなると、次の握手会の時に横山さんに対して、いろんな質問をしてくるファンも出てくるだろうし、ただでさえ父を亡くして落ち込んでいる横山さんにとっては、かなりの負担になってしまう。そういう状況を回避するために、わざわざ公式発表をしたのでしょう」

一部の女性アイドルグループでは、人気のあるメンバーほど体調不良を理由に握手会を休みがちで、ネットなどでは“サボっている”と批判されることもある。

つまり、“体調不良”という説明を信用していないアイドルファンも多いのだ。

正当な理由があって握手会を休んでいるのに、批判されてしまうというのは確かに理不尽なこと。

所属事務所としては、そういった不運な展開を避けるという意図があるようだ。

「握手会がなければ、わざわざ公表する必要はありません。しかし、握手会ではファンと直接会話をすることになり、悪意はなかったとしても、聞かれたくないことを聞かれてしまうケースが出てきてしまう。公表するというのは、ファンに対して理解を求めるという意味もあるんです」(同) 

所属事務所が父の訃報を発表したことに対し、一部ファンからは批判的な意見もあったようだが、少なくとも横山を守るという意味での発表だったといえる。

こういうときこそ、ファンは理解を示すべきで、その器量が試されているといえる。
【日時】2018年06月25日 10:00
【提供】日刊サイゾー

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