
タイ北部チェンライ県メーサイのタムルアン洞窟を訪れた13歳から16歳の少年サッカーチームのメンバー12人と25歳のコーチが、大雨での浸水により洞窟内に閉じ込められたのが2018年6月23日のこと。その後の決死の救出劇は、世界中で話題になり、これまで何度も映像化されました。
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そんなタムルアン洞窟は、人気の観光スポットに。改装工事で2022年7月1日から一時閉鎖になっていましたが、当初の予定より半月遅れて10月16日より3ヶ月半ぶりに観光客に開放されます。1日500人が訪れるようになる見込みです。
また、洞窟だけでなく天然の池であるサモラコットもオープンする予定で、閉鎖期間中、タムルアン洞窟からサモラコット(エメラルド色の天然プール)への道路が、高齢者や障害者のために整備されました。
タムルアン洞窟の前では、救出作戦に関する展示が行われ、「チェンライの白い寺」を作ったアーティストのチャルムチャイ・コーシッピパット氏が制作した、救出作戦中に死亡した「Ja Sam」の彫刻が展示されています。



