チベット自治区ロカ市ナンカルツェ県にある堆瓦村で約1000頭のヒツジがプマユムツォ湖の凍った湖面を移動し、湖の中島を目指していた。
同村の標高は平均約5070メートルで、世界的にも標高が最も高い行政村。主に牧畜業が営まれている。標高が高く、夏が短いため、同村の牧場は越冬のための充分な飼料をヒツジに与えることが難しい。そこで毎年寒さが最も厳しくなる時期になると、同村の牧畜民はヒツジの群れを水草が生い茂る湖の中島へと移動させ、その島で最も寒い時期を乗り越えるのだという。(提供/人民網日本語版・編集/TG)

