
タイ東北部コンケーン県チュムペー郡のホテルで2025年7月3日、28歳の男性が死亡しているのが見つかりました。警察は、男性が飼っていたコブラに噛まれた可能性が高いとみて調べています。各報道が伝えています。
通報があったのは7月3日午前0時20分ごろ。チュムペー警察署に「ホテルの部屋で男性が死亡している」との連絡が入り、警察と鑑識、医療チームが現場に急行しました。
遺体は1階の客室内のベッドで発見されました。右上腕部には毒蛇によるものとみられる噛み痕がありました。部屋の入口付近では、白い布袋の中に口を縛られた状態の生きたコブラが見つかりました。室内に争った形跡はなく、ドアは内側から施錠されていたとのことです。
警察が男性の携帯電話を調べたところ、自身でコブラを素手で扱い、至近距離で戯れる様子を撮影した動画が残されていました。これにより、男性がペットとして飼っていたコブラに噛まれた可能性があるとみられています。
司法解剖はチュムペー病院の担当医によって行われ、死因の特定と法的手続きを進めるため、引き続き詳しい調査が行われます。