爆サむ.com 沖瞄版

📊 政治・経枈ニュヌス



NO.10336823
採甚面接で「䌑日に電話がくる䌁業は蟞めたす」 有絊取埗しやすさ、人材採甚力に盎結
採甚面接で「䌑日に電話がくる䌁業は蟞めたす」 有絊取埗しやすさ、人材採甚力に盎結の画像1
゚ッフェル塔ずバックパッカヌGetty imagesより)

 オンラむン旅行サむトなどを運営する゚クスペディアの日本法人゚クスペディア・ゞャパンは18日、毎幎実斜しおいる2021幎の「有絊䌑暇の囜際比范調査」の結果を発衚した。3月発衚に続く第2匟での結果公衚で、同瀟のプレスリリヌスによるず日本人劎働者の有絊䌑暇所埗率は2015幎の調査時ず同率の60ずなったずいう。特に、18歳から34歳の若者の取埗率は67ず目立ち、若幎局が有絊を積極的に取埗しおいる傟向にあるずいう。

 厚生劎働省も昚幎11月9日に公衚した「什和3幎就劎条件総合調査の抂況」で有絊所埗率が56.6に達したこずを公衚。1984幎の調査開始以来、過去最高を曎新した。自身の身や家族を顧みるこずなく䌑みなく働くこずが矎埳ずされ、“モヌレツ瀟員”や“䌁業戊士”などずもおはやされた1980幎代の䌁業颚土が今なお散芋される䞀方、若幎局を䞭心にワヌクラむフバランスの拡倧が進んでいるようだ。

 ゚クスペディアの調査は21幎12月1430日、日本、アメリカ、カナダ、メキシコ、フランス、ドむツ、むタリア、むギリス、オヌストラリア、ニュヌゞヌランド、銙枯、マレヌシア、シンガポヌル、韓囜、タむ、台湟の16の囜ず地域の1侇4544人日本1003人を察象に、むンタヌネットリサヌチ方匏で行われたずいう。

 有絊支絊日数は14幎から暪ばいの20日のたただったが、取埗日数は20幎の9日に比べ12日に増加。取埗率は15幎ず同率の60に増加した。

 䞖代別では1834歳が支絊日数15日、35歳以䞊が同20日ず若幎局の支絊日が少ない。䞀方、34歳以䞋の取埗日数は10日で、取埗率は67ずいう結果になった。3549歳ず50歳以䞊はずもに取埗日数は12日、取埗率は60だった。

「䌑暇䞭に連絡を遮断しない」日本は最倚

 䞀方で同瀟は「55の人が『䌑み䞍足を感じおいる』ず回答」したこずを指摘。20幎は前幎比で「䌑み䞍足」を感じおいる人が玄10枛少しおいたが、21幎には再床10䞊昇したずしおいる。たた「䌑暇䞭に連絡を遮断するか」ずいう質問に察し、43が「連絡を遮断しない」ず回答し、30のニュヌゞヌランド、26のオヌストラリアを倧きく匕き離しお、䞖界最倚ずなったずいう。

 そのうえで、「新型コロナりむルス感染症の感染拡倧は䞖界的に働き方の倉化をもたらし、圚宅勀務やワヌケヌションなどの柔軟な働き方を楜しめるようになった䞀方で、日本においおは䌑暇䞭でも連絡を取れなければならないずいうプレッシャヌが䟝然匷く残っおいるようです。有絊䌑暇の取埗率は改善した日本ですが、䌑暇を十分に楜しみ、仕事ぞのモチベヌションを䞊げるためには、ただただ『働き方改革』を進める必芁がありそうです」ず分析した。

厚劎省調査でも有絊取埗率過去最高 業皮で倧きな栌差

 䞀方、前述の厚劎省の調査では、䌁業が付䞎した幎次有絊䌑暇日数繰越日数を陀くは劎働者1人平均は 17.9 日什和2幎・2020幎調査 18.0 日、このうち劎働者が取埗した日数は 10.1 日同 10.1日、取埗率は 56.6同 56.3ずなっおおり、1984幎以降過去最高ずなったず発衚した。

 業皮別の取埗率では、電気・ガス・熱䟛絊・氎道業がもっずも高く73.3、宿泊業・飲食サヌビス業が45.0で最䜎だった。䌁業芏暡でも取埗率に倧きな差が出おいお、1,000人以䞊の䌁業では60.8ず最も高く、300999人56.3、100299人55.2ず順に䞋がり、3099人では51.2ずいう結果になった。

 実際に有絊取埗の颚土は最近2幎で倧きく倉わったのだろうか。グルヌプ党䜓で30䞇人の埓業員を抱える倧手通信䌚瀟の40代瀟員は次のように語る。

「我々が入瀟したころは新卒採甚を絞っおいた時期で、それでも採甚した新入瀟員なんだから䌑むな、ずいう雰囲気がありたした。むンフル゚ンザにでもかからないず有絊䌑暇を取埗しづらい空気があったように思いたす。

 最近は䞊長が、積極的に有絊の消化を呌び掛けおいるこずもあっお、入瀟1幎目から長期䌑暇を取っお“海倖旅行に行っおきたす”ずいう䟋も増えたず思いたす。職堎以倖の経隓や人間が、仕事に生きるケヌスもあるので良いこずではないでしょうか」

 䞀方で業皮、䌁業芏暡での有絊習埗率栌差を嘆く声も聞かれる。埓業員30人芏暡の情報通信䌚瀟の40代瀟員は、若い䞖代の“有絊䌑暇芳”に぀いお以䞋のように話した。

「政府自䜓がワヌクラむフバランスを党力で掚進しおいるせいか、倧孊生をはじめ若い人たちの倚くに『有絊䌑暇取埗率の䜎い䌁業はブラック䌁業』ずいう䟡倀芳が定着しおしたいたした。新卒採甚面接で『埡瀟の有絊取埗率はどれくらいですか』ずいう質問もよく聞かれたすし、はっきりず『有絊がしっかり取れない䌁業には入りたくない』『䌑みの日に電話がかかっおくるような䌁業は蟞めたす』ずいう意思衚瀺を瀺されたこずもありたす。入瀟埌に、倧孊時代の友人が『入瀟1幎目から長期䌑暇を取っお海倖旅行をしおいる』ずいう話を聞き、劣等感を感じおうちの䌚瀟を蟞めた新人もいたした。

 誰かが䌑んでも、すぐにカバヌできる替わりの埓業員がいくらでもいる、もしくはテレワヌクなどにスムヌズに業態移行できる財務・䜓力がある䌁業でない限り、優秀な若い人材を採甚するのは難しい時代になっおきおいるず思いたす。

 人手ず䜙力のある䌁業が生き残り、そうでない䌁業は䞀局、人手の確保が難しくなり、さらに人手䞍足に拍車がかかる。そしお人手が足りなければ、新しい事業を行う䜙裕も倱いたす。DXなどぞの取り組みや努力が足りないず蚀われればそれたでですが、䞭小䌁業には厳しい時代が続きそうです」

 求職者にずっお、志望先の有絊取埗率は昔から倧きな刀断基準ではあったが、今埌は䞀局、その傟向が匷たるのかもしれない。

文Business Journal線集郚

 


【日時】2022幎05月05日 05:50
【提䟛】Business Journal

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。