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アルバイト先で長時間の労働を強要させられたり、残業代が支払われなかったりするトラブルが多いため、首都圏の大学生やNPO法人が「ブラックバイトユニオン」を結成、働いている学生を支援することになった。
1日、メンバーが記者会見。
実態の一端を明らかにした。
「大手衣料メーカーで販売員のアルバイトをしていた大学3年生の男性は週に70時間の勤務で、授業があっても休みがもらえなかった。制服として販売している洋服を買い取らされた」
また学生が出勤日や労働時間を勝手に決められたり、必要な休憩時間を与えられないケースもあるという。
プロジェクトに参加している中京大の大内教授が学生300人にアンケートしたところ、171人が「ブラックバイト」に当てはまったそうだ。
共同代表の佐藤学さんは「泣き寝入りしているケースも多いと思う。トラブルに遭ったときは相談してほしい」と話した。
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