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非常に強い台風18号は、15日午前9時現在、久米島沖を通過して東シナ海をゆっくりと北寄りに進んでいる。
あさって17日には、九州に上陸する見込みで、中心から半径460キロの広い範囲が暴風域に入るおそれがあるとして、気象庁が厳重な警戒を呼びかけている。
きょう午前9時現在の台風18号の中心気圧は、935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。
中心から半径200キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いている。
台風の中心は、あさって17日午前9時ごろ、熊本県南部の水俣市付近に上陸する見込みで、西日本では16日午後から大荒れになると予想される。
また、台風の北上に伴って、九州南部付近に停滞する秋雨前線の活動が活発になるため、三連休の前半は西日本から東日本の広い範囲で雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあるという。
あす朝までの24時間に予想される雨量は、多いところで、九州南部200ミリ、奄美地方150ミリ、九州北部・四国で100ミリ。
さらに17日朝までには、東海地方で300〜400ミリ、九州南部・四国・近畿地方200〜300ミリ、関東甲信・奄美地方100〜200ミリ、九州北部100〜150ミリに達すると予想され、土砂災害や浸水、河川の増水やはん濫へ厳重な警戒が必要だ。
台風は18日には勢力を若干弱めて、日本海に到達し、オホーツク海に向けて北上する見込みで、三連休は沖縄・那覇や石垣島を除いて、全国的に大荒れになる模様だ。
■三連休中はハザードラボ「台風マップ」で、最新情報をご確認ください。
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