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アフリカのウガンダで、ゴリラがトレッキングしていたグループに向かって行く、少し恐ろしい瞬間が撮影された。

突然、オスのゴリラが斜面を下りてきた

野生生物保護活動家のカラム・ペリー氏は先日、ウガンダにあるブウィンディ原生林（Bwindi Impenetrable Forest）を、人々と共に歩いていたという。

すると突然、シルバーバックゴリラのオスが、斜面を駆け下り、人々のグループに向かってきたそうだ。

当時、ゴリラは咆哮を上げ、牙をむき出しにしていたという。その瞬間がこちら。

Terrifying footage captures moment silverback gorilla charges toward group of trekkers, barreling down a hill while roaring and baring its teeth in Uganda.

“This was a rare occurrence and no one, gorilla or human, got hurt,” the wildlife conservationist who shot the video said. pic.twitter.com/vvzHrLkK2Y

— ABC News (@ABC) June 19, 2025

2頭のゴリラが互いに争っていた

ペリー氏によれば、この時グループは、別のゴリラの家族を追跡していたという。

しかもこの時、2頭のゴリラが互いに争っており、1頭が怒りのあまり、グループに向かって斜面を駆け下りてきて、危うくぶつかりそうになったそうだ。

しかし幸いにも、この時、ゴリラも人間も怪我をしなかったという。

ゴリラはグループへの脅威を感じた場合や、人間や動物が近づきすぎた場合、他のオスが自分の権威に挑戦した場合、あるいは戦うことなく力を見せつけたい場合に、本気で、あるいは見せかけの突進をすることがあるそうだ。

ペリー氏は取材に対し、「その後、野生の美しい動物たちを観察する素晴らしい時間を過ごしました。一生の思い出になるでしょう」と語っている。

ウガンダ野生生物局によると、ブウィンディ原生林は「地球上でゴリラトレッキングを体験できる最高の場所の1つで、自然の生息地でこれらの雄大な霊長類と間近で触れ合う機会を提供している」という。（了）

【日時】2025年06月22日 11:45
【提供】Switch News

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