マカオの統合型リゾート(IR)運営企業サンズチャイナリミテッドとマカオバドミントン連盟は7月2日に会見を開き、マカオ政府体育局の後援を得て(2025年)7月29日から8月3日の6日間にわたってマカオイーストアジアンゲームス体育館(通称:マカオドーム)で「サンズチャイナリミテッド マカオオープンバドミントン2025(Sands China Ltd. Macau Open Badminton 2024)」を開催すると発表。
マカオオープンバドミントンはHSBC BWFワールドツアー・スーパー300のイベントとして2006年からコロナ禍での中断(2020〜2023年)を除いて毎年マカオで開催されている。アフターコロナで昨年復活した際、初めてサンズチャイナリミテッドとマカオバドミントン連盟が合同主催を務めて成功を収め、今大会も同体制で2年連続の開催となる。
今大会は、前回大会と同じく男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの5種目で構成。賞金総額は37万米ドル(日本円換算:約5300万円)に引き上げられる(アップ率76%)。
「サンズチャイナリミテッド マカオオープンバドミントン2025」開催概要発表会見の様子=2025年7月2日(写真:Sands China Ltd.)
今大会には世界29ヶ国・地域の442選手(うち日本31選手)からエントリーがあり、269選手が出場権を獲得。主催者発表によれば、2020年東京五輪の女子シングルスで金メダルを獲得した陳雨菲選手(中国)、2024年パリ五輪の女子ダブルスで金メダルを獲得した陳清晨選手(中国)、男子ダブルス世界ランク8位のサバールカリヤマン・グタマ選手/モレザ・パーレビ・イスファニ選手(インドネシア)、初参戦となる混合ダブルス世界ランク8位のイェスパー・トフト選手/アマリー・マウルンド選手(デンマーク)、昨年のBWFワールドツアー・ファイナル混合ダブルス準優勝で現在世界ランク4位のチェン・タンジエ選手/トー・イーウェイ選手(マレーシア)らトップ選手が名を連ねるほか、地元マカオから6選手が出場を予定している。
今大会のチケットは(2025年)7月3日からMacau Ticket、Daimai、Ctrip、Trip.comで一般発売され、券種は自由席のみ、価格は7月29日〜8月1日分が150パタカ(約2700円)、8月2〜3日分が400パタカと(約7100円)、7月27日以前に購入する場合に早期購入割引が適用されるという。
「サンズチャイナリミテッド マカオオープンバドミントン2025」告知ビジュアルイメージ(画像:Sands China Ltd.)