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ロイターが米中貿易交渉について成立の期待を伝える以下のニュースを配信しました。
関係筋によると、米中貿易交渉では、主要な構造問題で6つの覚書が準備されている。
交渉に詳しい複数の関係者が明らかにした。
技術移転、知的財産権、サービス、為替、農業、非関税障壁をカバーするという。
関係筋によると、米中の当局者は先週の北京での会談で文書を交換し、覚書の要点をまとめる作業を行った。
この作業がかなり実質的な交渉となったため、週の終わりには当局者がそのまま北京に滞在し、作業を継続することも検討されたという。
ただ、最終的には、数日間作業を中断しワシントンで協議を再開することで合意した。
上記のように、まだ確定ではないものの、米中貿易交渉がまとまる期待が高まっています。
タイでは米中貿易交渉の成立期待が高まっている事により、バーツ高となっています。
タイの大手英字メディアのBangkok Postが2019年2月21日朝、伝えています。
報道によると、市場では米中貿易交渉の成立の期待が高まり、米中間の報復関税などが回避できる見込みとなった事で、バーツが高騰しています。
昨日の20日にはバーツは一ドルあたり31.07にまで上昇しました。
これは2013年11月以来のバーツ高の水準で、アナリストの多くは、バーツは31をも突破してさらにバーツ高となるとみています。
報道されているのは、上記の通りです。
本日のバーツの対USドルでのレートは、本記事執筆時点の2019年2月21日午後2時45分で31.2ですから、ちょっとバーツ高は落ち着いた感はありますね。
米中貿易交渉の推移はタイも含めて、世界的に影響を及ぼしています。
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