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東電は20日、福島原発で汚染水から放射性物質を吸着して大幅に減らす装置「ALPS」で処理水が白濁するトラブルが見つかったことを発表した。
同装置は3系統あるが、すでに2系統はトラブルで止まっていて、動いていた1系統も今回、故障した。
これですべてが稼働しなくなったわけで、とんだ食わせ物の装置だったわけだ。
東電によると20日午前にアルプスの1系統で処理水が白濁し、カルシウム濃度が上昇。
9時に処理を停止した。
原因は調査中で再開は6月以降とみられる。
17日に1系統が、3月にもう1系統が故障。
そのまま停止している。
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