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東京・世田谷区できのう夕方、自転車に乗った男が小学生に公衆便所のある場所へ道案内を頼み、連れ立って歩いている最中に突然、ズボンを下げて下半身を露出する公然わいせつ事件が発生した。
18日午後5時50分ごろ、世田谷区宮坂1丁目の路上を歩いていた小学生に、後ろから近づいてきた自転車に乗った男が、「トイレどこ？一緒に行って」と話しかけた。
自転車を降りた男は、小学生に案内されて、公衆便所に向かって歩き始めたが、数メートルほど進んだ地点で、突然ズボンのチャックを下ろして男性器を露出し、「触っていいよ」と言い出した。
驚いた小学生は大声をあげてその場から逃げ出し、帰宅後に保護者が110番通報したと言う。
警察が駆けつけたとき、付近に犯人の姿はなく、公然わいせつ事件とみて、男の行方を追っている。
小学生によると、犯人は年齢20〜30歳くらいで、痩せていて黒縁メガネをかけており、髪の毛はボサボサ頭。
グレーの上着を着て、ズボンやリュックサック、靴はいずれも黒で、スポーツタイプの自転車に乗っていたと言う。
現場は、東急世田谷線「宮の坂駅」と、小田急小田原線「経堂駅」の間の住宅街で、ここから1キロほど離れた同区千歳台周辺では、今年の春ごろから、小学生に向かって「ズボンのチャックが壊れたから上げてほしい」などと言いながら、股間に触るよう強く迫る不審者の目撃も相次いでいる。
同一人物による犯行かどうかは不明だが、いたずら目的のおそれもあるとして、地元警察がパトロールを強化している。
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