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松浦市からの融資や組合員からの出資金の払い戻しが滞っていた「松浦貯蓄共済協同組合」が、裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。今月15日、債権者への説明会が開かれる予定です。
破産手続きの開始決定を受けたのは「松浦貯蓄共済協同組合」で、松浦市からの融資や組合員からの出資をもとに、市内の商工業者などに事業資金を貸し付ける業務を行っていました。代理人弁護士によりますと、負債の増加など財務面で、厳しい状況が続き、自主再建は困難と判断。今月3日、長崎地方裁判所佐世保支部に破産を申し立て、4日に破産手続きの開始決定を受けたということです。
松浦市が資料を基に今年2月の時点で推定したところ、組合がのべ253人から集めていた出資金や特別出資金は3億3000万円に上るとみられています。...
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