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ドコモの最安料金プラン「irumo(イルモ)」は格安SIMより安いのか?

ドコモが提供する最安料金プラン「irumo(イルモ)」。従来の大手キャリアのイメージを覆す低価格設定で、多くのユーザーの注目を集めています。しかし「ドコモ以外のキャリアや格安SIM」にも目を向けて比較した場合、irumoは安いプランと言えるのでしょうか?

ドコモの中では安いだけで、格安SIMの方がやっぱり安いということもありそうですよね。そこでこの記事では、irumoの料金プランを詳しく解説し、主要な格安SIMサービスと比較します。

ドコモの最安料金プラン「irumo」はいくら?

ドコモの最安料金プラン「irumo」はいくら?1

(画像は「ドコモ」公式サイトより引用)

ドコモの料金プラン「irumo」は、低容量・低価格を特徴とするサービスです。irumoの基本プランは

・0.5GB(550円/月)
・3GB(2,167円/月)
・6GB(2,827円/月)
・9GB(3,377円/月)

の4種類となっています。なお、音声通話オプションとして、5分通話無料オプションを880円、かけ放題を1,980円で付けることができます。

0.5GBプランは格安SIMと比較して「安い」と言える?

ではさっそく、irumoの料金プランを格安SIMと比較してみましょう。

結論から言えば「irumo」の中でも最安の0.5GBプランは格安SIMと比較しても、十分に競争力がある価格設定です。0.5GB(550円/月)の価格設定は、低容量・低価格のプランとしてかなり魅力的な水準にまとまっています。

IIJmioの2GBプラン(データeSIM:440円 音声通話:850円)

IIJmioの2GBプラン(データeSIM:440円 音声通話:850円)1

(画像は「IIJmio」公式サイトより引用)

たとえばIIJmioの場合、最安プランはデータeSIMで440円(2GB)、音声通話は850円(最大3カ月間410円)。irumoの0.5GBプラン(550円/月)は音声通話が可能なため、比較対象となるのは音声通話850円のプラン。低容量・低料金を求めるならば、0.5GBで十分という考え方もできるため、irumoはIIJmioの低料金プランに対して十分競争力が感じられます。

一方、かけ放題オプションを付けると話は変わります。IIJmioのかけ放題オプションは1,400円(最大3カ月間990円)と、安価なのが特徴です。音声通話の月額と合わせると2,250円。irumoの月額+かけ放題オプションの方が高いため、IIJmioの方がお得です。

イオンモバイルの0.5GBプラン(音声通話:803円)

イオンモバイルの0.5GBプラン(音声通話:803円)1

(画像は「イオンモバイル」公式サイトより引用)

イオンモバイルの最安プランは0.5GBで803円というプラン。irumoの0.5GBプランと比べると、253円高くなっています。つまりirumoの方が安く、やはり競争力があります。

ちなみに「かけ放題オプション」を付けるとイオンモバイルとirumoはあまり変わりません。イオンモバイルの「かけ放題オプション」は1,650円。irumoは1,980円のため、かけ放題オプションを入れた価格差は77円です。

3GBプランは格安SIMと比較して「安い」と言える?

irumoの3GBプランは、2,167円/月という価格設定。この価格帯は必ずしも安くはありません。3GBプラン以上になると、irumoよりも格安SIMは非常に安く、物足りなさが否めないのが実際のところです。

詳しく見ていきましょう。

LINEMOの3GBプラン(月額990円)

LINEMOの3GBプラン(月額990円)1

(画像は「LINEMO」公式サイトより引用)

たとえばLINEMOの3GBプランは990円。

・irumoの3GBプラン:2,167円(かけ放題は追加1,980円)
・LINEMOの3GBプラン:990円(かけ放題は追加1,650円)

両者を比較すると、LINEMOの方が1,177円も安いです。またLINEMOのかけ放題オプションは1,650円。かけ放題オプションを含めて計算すると、その差は1,507円となります。

HISモバイルの3GBプラン(月額770円)

HISモバイルの3GBプラン(月額770円)1

(画像は「HISモバイル」公式サイトより引用)

HISモバイルの3GBプランは770円。irumoの3GBプランと比べると1,397円安くなっています。なお完全かけ放題のオプションは1,480円。

・3GBプラン:770円
・かけ放題オプション:1,480円

の合計は2,250円。irumoの3GBプランは2,167円。かけ放題は追加1,980円。合計は4,147円です。その差は2000円弱ほどとなり、HISモバイルの方がかなり安いです。

楽天モバイル「Rakuten最強プラン」(3GBの利用で月額1,078円)

楽天モバイル「Rakuten最強プラン」(3GBの利用で月額1,078円)1

(画像は「楽天モバイル」公式サイトより引用)

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は3GBまでの利用の場合、968円。irumoとの比較で1,199円の差があります。かけ放題オプションは15分の通話かけ放題のみ。価格は1,100円で、それを含めると2,079円の差になります。

6GB以上使うのであれば「ahamo(アハモ)」の方がおすすめ

6GB以上使うのであれば「ahamo(アハモ)」の方がおすすめ1

(画像は「ahamo」公式サイトより引用)

6GB以上利用するのであれば、「irumo」を使う理由はありません。同じドコモの料金プラン「ahamo」を選んだ方がより大容量のデータ通信ができ、なおかつ料金が安いためです。ahamoの料金設定は以下の通り。

・20GBプラン:2,970円
・100GBプラン:4,950円

irumoの6GB以上のプランは3,000円弱となってしまうため、格安料金プランとしての魅力はほぼありません。つまりirumoは「0.5GB以下」の利用あればかなり格安SIMと比べても競争力があるため、ほとんどスマホを使わないシニアの方のプランや、2回線目として検討の価値があると言えるでしょう。

【日時】2024年07月27日 12:00
【提供】オトナライフ

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