タイなど海外に向かう方は注意が必要です。
三井住友カード株式会社は、2025年10月16日(木)以降に出発する海外旅行を対象に、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険の利用条件を一部変更すると発表しました。
従来、海外旅行傷害保険の適用には以下3つのうちいずれかのカード利用が条件とされていました。
1.日本出国前に航空機や電車、船舶、タクシー、バスなどの公共交通機関の利用代金をカードで決済すること
2.日本出国前に募集型企画旅行(パッケージツアー)の代金をカードで決済すること
3.日本出国後に公共交通機関の利用代金をカードで決済すること
今回の改定では、このうち「3. 日本出国後の利用」が保険適用条件から除外されます。2025年10月16日以降の出発分については、出国前のカード利用(条件1または2)のみが補償の対象となります。
なお、2025年10月15日(水)までに出発する旅行については、従来通り出国後のカード利用によっても保険が適用されます。
この改定は、海外旅行保険が「利用付帯」とされる三井住友カード全般に適用されますが、一部のカード(自動付帯のビジネスプラチナカードなど)は対象外です。また、プラチナプリファードやヤングゴールドなど家族特約付きカードの条件も変更されるため、詳細は公式サイトでの確認が推奨されています。
海外旅行を予定している方は、今後の出国に備え、保険の利用条件を事前に確認し、該当のカードで適切に決済を行うことが重要です。
■海外旅行傷害保険のカードご利用条件改定に関するお知らせ|三井住友カード