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プラグインハイブリッド車「クラリティPHEV」、HONDAの本気はノビシロだらけ!

■2代目はともかく、初代・リーフの思い出
私、アントニオ犬助の近所にはお金持ちが住んでいて、見かけるたびに乗っている車が違っていたりして、しばしばびっくりさせられるのですが、ある日見かけたのがカピバラのような顔をした一台。

そうです、発売されたばかりの初代・日産「リーフ」をいち早く購入していたのでした。

そんなお金持ちと顔を合わせた機会に、リーフについて「どうです?」と聞いてみたところ、いわく「EVは最悪」とのこと。

航続距離は短い、充電時間は長い、冬場はエアコンが使えないなどなど、不満が出るわ出るわ。

ああ犬助は一生、EVを所有することはないだろうなどと思ったものです。

だって、EVの肝になるバッテリーが不安すぎますから。

しかし、初代・リーフの発売から10年近くがたち、米・テスラがどうしたとか、BMW・i3がどうしたとか世の中はEV流行り。

リーフも2代目になり、随分バッテリー性能も向上したといいます。

でも、やっぱり嫌ですよねEV。

だって何となく不安ですもの。

「もし、充電が切れたらどうするの?」って。

■よりEVに近い、ホンダ「クラリティPHEV」
そんな風に考える人が、犬助の他にも多いことは、自動車メーカーもわかっているのでしょう。

2011年にデビューし、昨年2月に2代目が販売中のトヨタ「プリウスPHV」はハイブリッドとEVの間をつなぐような一台。

プリウスPHVが、バッテリーだけ(EVモード)で走行できる距離は、メーカー発表では68.2km。

これじゃドライブにもいけないじゃん?と不安になるのですが、バッテリーが切れたらハイブリッド(HV)モードに変更。

プリウスになるので安心だよというわけです。

さて、ここで比較したいのが、先日発売になったばかりのホンダ「クラリティPHEV」。

まず注目したいのは、クラリティPH「E」VとEが入っているところ。

これは、プリウスPHVのように「プラグインハイブリッド」ビークルではないということの表れ。

PHEVとはプラグインハイブリッド「エレクトリックビークル」。

ハイブリッドに「プラグイン」が付いたPHVと比較すると、もっとEVに寄っているのがクラリティPHEVというのです。

そのことは、クラリティPHEVのEVモードの航続距離に最もよく表れています。

メーカー発表では、実に114.6km、プリウスPHVと比較してもその長さは歴然。

バッテリーが切れたらどうなるの?というと、エンジンは主に発電する側に回るという。

もちろんハイブリッドモードやエンジンのみでも走行は可能なのですが、あくまでもEVとして走らせようというのがクラリティPHEVなのです。

■セールスはもっとノビシロだらけ、のはず
ですから、EVならではの素晴らしさが際立つというのも、クラリティPHEVならでは。

車内が圧倒的に静か、加速がスムーズというEVの特性を存分に楽しめる。

しかもバッテリー残量の心配は不要というのは、クラリティPHEVならではのアドバンテージといえましょう。

また、クラリティPHEVは最近の車には珍しく「160km/h」と、最高速度のアピールをおこなっています。

これもEVではなくPHEVならではの強み、バッテリー残量を気にせずにアクセルを踏める仕様になっているので、多くのガソリン車同様160km/hにリミッターが設定されているのです。

ちなみに、プリウスPHVや日産・リーフになると最高速度はそれぞれ135km/hと140km/hとか。

バッテリーが不安な分、クラリティPHEVと比較するとリミッターが早く効くということですし、プリウスPHVならばすぐにハイブリッドモードに入ってしまうこと。

EVならではのスムーズな加速を存分に楽しめるのがクラリティPHEVなのです。

つまり、バッテリーの残量を気にせずに乗れるクラリティPHEVは、現在のところEVのメリットを最も享受できる一台ということ。

加えてホンダならではの車内スペースの確保の仕方や、何とも近未来感を漂わせる外観など、クラリティPHEVならではのセールスポイントは数多いのです。

それだけに一足早くクラリティPHEVが発売された北米では、月1,000台という好調なセールスをあげているというのもうなずける話。

後は588万円という価格さえ何とかなれば、ノビシロはまだまだあると思うのです。

ちなみにクラリティPHEVの日本でのセールス目標は年間1,000台とか。

いやいや、セールスはもっとノビシロだらけと踏んでいるんでしょ?本気でPHEVを造ったホンダさん!!
【日時】2018年08月09日
【提供】YAZIUP

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