住民「大きな爆発音の直後に炎と煙が立ち上った」
2025年6月17日午後、ハノイ市ハドン区バンフー都市エリアにある一戸建て住宅で爆発を伴う火災が発生し、2名の遺体が発見された。
現地の目撃者によると、午後5時頃に4階部分から大きな爆発音が聞こえ、その後煙と炎が一気に立ち上った。周辺の住民は驚き、あわてて避難した。
住宅4階で爆発、イベント用の花火が原因か
ハノイ市消防救助隊の発表によれば、爆発と火災が起きたのは「08-TT35」号の住宅で、現場の4階部分には、直径3cm×長さ20cmの筒状物体が複数見つかっており、イベント用花火である可能性があるという。
火災通報を受けて消防車4台が現場に急行し、午後6時30分時点でも、消火活動と捜索活動は継続されていた。
住人は「静かな借家人」だったとの証言も
現場周辺の住民は、「この家は賃貸物件で、住人はあまり近所付き合いがなく、常に戸を閉めていた」と証言している。
火災現場からは2人の遺体が発見され、救急隊員に引き渡された。警察は現在、事件の原因や死者の身元などについて詳細な調査を進めている。
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