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昨年4月30日に、イギリス·ロンドンの郊外住宅地で発生した、凶悪な殺人事件。その裁判が最近になって始まり、警官のボディカメラや監視カメラに記録された鬼気迫る映像が公開された。

日本刀で無差別に切りつけた殺人鬼

その日、ロンドン郊外の住宅地へーノート（Hainault)に、Marcus Monzoという男が車（灰色のフォード·トランジット）に乗って現れ、まず最初に道を歩いていた一人の男性をはねた。

はねられた男性が宙を舞って付近の家の前庭に落ちると、Marcusは運転していた車をフェンスにぶつけて止め、日本刀を手にして車を降り、その男性の首に切りつけた。

その後Marcusは、通学途中でイヤホンをして歩いていた14才のDaniel君を殺害。次には近くの民家に侵入し、4才の子供と共にベッドで眠っていたカップルを負傷させたと報じられている。14才のDaniel君は首をほぼ切断されたとのこと。また、逮捕しようとした警官2人も切りつけられ、負傷した。

下にあるのは、裁判で公開された逮捕時の映像だ。黄色い矢印で示されているのが殺人鬼のMarcus被告。

Police officers showed true heroism as they tackled killer Marcus Monzo rampaging through Hainault with a samurai sword. This footage shows him driving a van at one victim at the start of the sequence. Please use discretion before you view https://t.co/92r89fvYML pic.twitter.com/QGgznM1XnS

— CourtNewsUK (@CourtNewsUK) June 13, 2025

狂気の男

警官の1人は次のように話している。

「最初はできるだけ離れて催涙スプレーを使いました。しかし効果はなく、むこうは私に襲いかかって来ました。そこでスプレーを捨て、警棒を握り、相手を殴ろうとしたと思います。Marcusは長い刀で私に斬りかかりました。私は腕とボディカメラを切られました。恐ろしかったです。けれど、警官としての任務は忘れませんでした。手元を見ると、黒い警棒が赤く染まっていました」

Marcusはブラジル出身。地球は平面であり、ローマ法王は邪悪な爬虫類である、と信じているそう。当時の事件の目撃者は法廷で次のように証言している。

「（Daniel君を殺害した後Marcusは）膝をついて両手を天に向け、大声で叫びました。痛みの叫びとは違うものです。歓喜の叫びでした。彼は（子供を殺したことを）祝っていたのだと思います。目を見開き、口を大きく開けていました」（了）

【日時】2025年06月18日 20:05
【提供】Switch News

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